メールや会員制交流サイト(SNS)の普及に伴い、電話で人と話すのが苦手な若者が増えているとされる中、大分県や大分商工会議所などが10月、高校生の電話応対技術を競う初の全国大会を大分市で開く。地元の生徒を対象に5年前から実施してきた取り組みを全国に広げる。ビジネスマナーを身に付けた出場者は就職先でも評価が高く、関係者は「大分発祥の『もしもし甲子園』として定着させたい」と意気込む。 社会人向けの電話マナー検定などを行う日本電信電話ユーザ協会によると近年、「知らない電話に出るのが怖い」と悩む新入社員が増えているという。社会に出る前に実践の場を設けようと、大分商議所は2014年から同協会大分支部と協力し、大分県内の高校生を対象にした大会を開いてきた。 昨年9月の大会には商業科コースのある県内の8高校から約70人が参加。大会関係者が務める「付添者」のサポートを受けながら、電話のやりとりを別室の審査員
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く