兵庫県警尼崎南署は24日までに、飲食店の客引きの男性店員を脅したとして、暴力行為法違反(集団的脅迫)の疑いで同県尼崎市の指定暴力団神戸山口組幹部、古川恵一容疑者(57)と、茨城県古河市の自称、会社役員、朴泰植容疑者(60)を逮捕した。共に否認している。 逮捕容疑は共謀し6月18日未明、尼崎市内で、男性店員(32)に神戸山口組の名を挙げ「店をつぶしてしまうぞ」「白黒はっきりさせてやる」などと脅した疑い。 同署によると、現場は阪神電鉄尼崎駅近くの歓楽街。古川容疑者らは、男性が「縄張り」の中で勝手に客引きしたことを理由に脅したとみられる。古川容疑者が脅迫していたとの情報があり、裏付けを進めたという。