佐倉市ユーカリが丘4の高層マンション一室で2018年11月、住人の日本語学校経営、岩井二郎さん(75)が殺害された事件で、千葉地検は8日、殺人罪で元部下の同市上座、無職、高野和彦容疑者(54)を起訴した。県警は昨年12月、岩井さんを殺害し、自宅から現金約20万円を奪ったとする強盗殺人容疑で逮捕していた。 起訴状などによると、18年11月23日ごろ、マンションの岩井さん宅で、頭を多数回殴打して転倒させ、体を踏みつけるなどし、脊椎損傷による脊髄ショックなどで殺害したとしている。 地検は殺人罪での起訴について「現段階の捜査状況で殺人罪が相当と判断した」と説明。証拠から強盗罪は認定できないと判断したとみられる。高野被告は県警のこれまでの調べに「身に覚えがない」と容疑を否認していた。 高野被告はかつて岩井さんの会社に勤務し、岩井さんの送迎などを担当。捜査関係者によると、仕事上のトラブルを巡り昨年3月
佐倉市ユーカリが丘4の高層マンションで会社役員、岩井二郎さん(75)が殺害された事件は、強盗殺人容疑で会社の部下だった無職、高野和彦容疑者(54)=同市上座=が18日逮捕された。高野容疑者は、車で岩井さんの送迎を担当していて日常的にマンションを訪れており、岩井さん宅の状況を把握していた可能性がある。また今年3月に会社を退職した際、トラブルになっていたとの情報もある。県警は退職を巡る不満が事件の背景にあるとみて、動機を調べる。 佐倉署捜査本部などによると、高野容疑者は、昨年10月から岩井さんが経営する船橋市内の日本語学校の職員になり、主に運転手として岩井さんの身の回りの世話もしていた。送迎される岩井さんをマンション住人が目撃しており、岩井さんは足が悪く、つえを突いてゆっくりと歩いていたという。 高野容疑者の知人男性は、岩井さんについて高野容疑者が「わがままなんだよな」と、話しているのを聞いた
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