傍聴券の列に並ぶ人たち 相模原市緑区の県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者と職員計45人が殺傷された事件で、殺人などの罪に問われた元施設職員植松聖被告(29)の裁判員裁判の初公判が8日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であり、被告は「(間違いは)ありません」と述べ、起訴内容を認めた。弁護側は事実関係を争わないとする一方、当時の被告が精神障害の影響により心神喪失などの状態だったとして、無罪を主張した。 【記事・写真まとめ】やまゆり園事件考~相模原障害者殺傷 被告は弁護人が意見を述べた後、発言の機会を求め、「みなさんに深くおわびいたします」と謝罪。刑務官に取り押さえられたが、なおも暴れたため、青沼裁判長が休廷を宣告した。 起訴状によると、被告は16年7月26日未明、やまゆり園に侵入し、包丁で突き刺すなどして入所者19人を殺害したほか、職員2人を含む26人に重軽傷を負わせた、と
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