2人目の中毒死が判明した大口病院=26日午後7時半ごろ、横浜市神奈川区 横浜市神奈川区の大口病院で点滴に界面活性剤が混入され入院患者が殺害された事件で、神奈川署特別捜査本部は26日、同じ病室で18日に死亡した別の男性の死因も中毒死だったと明らかにした。2人の体内からは同じ界面剤が検出され、院内で使用している消毒液にも同成分が含まれていたことが判明。特捜本部は、点滴を使った連続殺人事件とみて調べる方針。 特捜本部によると、新たに中毒死と判明したのは、同市青葉区の男性(88)。今月13日に入院し、18日午後7時に死亡が確認された。20日に中毒死した男性(88)=同市港北区=と同様に寝たきり状態で、栄養剤を含む複数の点滴を受けていた。 青葉区の男性が18日に使用したとみられる複数の点滴袋は院内に残っており、袋の表面には目立った穴や破れは確認されなかった。特捜本部は微量の残留物の分析を進めるととと