息子を殺害した農水省の元事務次官・熊沢英昭被告(76)の被告人質問が行われた 娘の自殺に妻への暴力・仕事上のトラブルも…英一郎さん(44)さんを巡る苦悩 「本当に殺されると思った」殺害を決意させた同居後の生活とは 娘の自殺に家庭内暴力…英一郎さんを巡る苦悩 2019年6月、東京・練馬区の自宅で、農林水産省の元事務次官・熊沢英昭被告(76)が、長男の英一郎さん(44)の首などを包丁で刺し、殺害した事件。 裁判で明らかになってきたのは、家族を巻き込んだ壮絶な歩みだった。 その一つが、英一郎さんによる母親への家庭内暴力。 熊沢被告の妻: 肋骨にヒビが入ったり、顔に青あざ、鉛筆の芯を思い切り手に突き刺したりもありました。 さらに… 熊沢被告の妻: 兄(英一郎さん)の関係(原因)で、縁談があっても全部消えた。(娘は)それで絶望して自殺しました。 娘の自殺や妻への暴力。追い詰められた元エリート官僚の熊