小泉進次郎環境相は27日午前の記者会見で、独身時代に既婚の女性実業家と不倫関係にあったとの疑惑を週刊文春が報じたことについて「個人の事柄について話をすることはない」と述べた。文春は選挙ポスターの発注などをめぐり不透明な政治資金の支出があるとも報じたが、「法令にのっとり適切に処理していると認識している」と強調した。 記者会見では同様の質問が3回あったが、小泉氏はいずれもメモを読み上げて同じ発言を繰り返した。 26日発売の週刊文春は小泉氏が平成27年ごろ、夫と子供を持つ女性実業家と交際し、女性は離婚したと報じた。また、小泉氏の資金管理団体などが24年から30年まで選挙や政治活動に関する物品代などとして計約4300万円を個人事業主に支出したが、相場よりも高額で一部が小泉氏側に環流している可能性を指摘した。