美浦村で平成16年1月、茨城大農学部2年の原田実里(みさと)さん=当時(21)の遺体が見つかった事件で、水戸地検は22日、殺人と強姦(ごうかん)致死の罪で、フィリピン国籍の工員、ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(36)を水戸地裁に起訴した。延べ約3万4千人を投入して行われた捜査は、約13年8カ月の年月を経て一つの節目を迎えた。 起訴状などによると、平成16年1月31日午前0時から同6時半ごろまでの間、同国籍の男2人と共謀し、阿見町の路上で、原田さんを車に連れ込み、美浦村舟子の清明川に向かう車内で暴行を加え、手などで首を絞めた。さらに、同川の河口付近で首を刃物で複数回切り、胸部を先の尖ったもので複数回突き刺し、殺害したとしている。 迷宮入りかと思われた難事件。犯人の特定が困難になった理由として、原田さんの事件前の行動に不可解な点が多かったことなどが挙げられる。 原田さんは16年1月31日午前0
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