女性に酒を飲ませて性的暴行を加えたとして、大阪府警は、自称会社役員の東海林陽介容疑者(37)=大阪市中央区=と、タクシー運転手の横矢浩一容疑者(37)=同大正区=を準強制性交容疑で逮捕し、4日発表した。府警は2人の認否を明らかにしていない。 東署によると、逮捕容疑は2017年9月ごろ、府内のマンションなどで20代女性にテキーラなどの酒を飲ませて抵抗できない状態にした後、東海林容疑者の自宅で女性に性的暴行を加えたというもの。 東海林容疑者はナンパの技術を教える「塾」の講師を務め、横矢容疑者は受講生だった。女性とは飲食店で声をかけて知り合ったといい、署は塾の講習の一環だったとみている。この塾をめぐっては昨年以降、塾長や別の受講生が同容疑などで逮捕されている。