三重県津市の国道で去年12月、ベンツを運転中にタクシーに衝突し、5人を死傷させた罪に問われている男が事故当時、時速146キロの猛スピードで走行していたことがわかりました。 元会社社長・末広雅洋被告(57)は去年12月、津市本町の国道23号線で猛スピードでベンツを運転し、客を乗せたタクシーに衝突して4人を死亡させ、1人に大ケガをさせた罪で18日起訴されました。 起訴状によりますと、末広被告は事故当時、運転の制御が困難な時速およそ146キロで運転していたということです。 この事故では死亡したタクシー運転手の男性(当時44)も安全確認を怠ったまま国道を横切り、乗客らを死傷させた疑いで書類送検されていて、津地検は18日この男性を被疑者死亡で不起訴処分としました。