和歌山県紀の川市の市立名手(なて)小5年、森田都史(とし)君(11)が刺殺された事件で、和歌山地検は23日、殺人容疑で逮捕された同市の無職、中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)について、事件当時の刑事責任能力の有無などを調べるため、和歌山地裁から鑑定留置を認められたと明らかにした。期間は同日から5月26日までの予定。 捜査関係者によると、中村容疑者は取り調べ中に机の上で仁王立ちをしたほか、独り言をつぶやいたり突然怒ったりすることがあったという。接見した弁護士は「精神的な疾患や発達障害があるかもしれない」と指摘していた。 中村容疑者は当初「殺していない」と容疑を否認していたが、その後「えらいことやってもうた」などと殺害への関与を認める供述をしていた。 事件は5日午後4時15分ごろ発生。森田君は同市後田(しれだ)の自宅近くの空き地で、胸を刃物で刺されるなどして殺害された。
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