兵庫県洲本市で男女5人が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された同市の無職、平野達彦容疑者(40)について、神戸地検が鑑定留置を神戸地裁に請求し、同地裁で認められたことが10日、分かった。決定は9日付。期間は10日から8月31日まで。 平野容疑者は事件前、インターネット上で被害者らへの中傷や意味不明の書き込みをしたり、逮捕後の調べに意味が分からないことを話したりするなどしていた。地検は当時の精神状況を詳しく調べる必要があると判断したとみられる。 平野容疑者は3月9日早朝、洲本市の自宅近くの平野毅さん(82)方と平野浩之さん(62)方に押し入り、毅さんや浩之さんら住人5人をサバイバルナイフで襲い、殺害したとして逮捕、送検された。 平野容疑者の弁護人は10日、「黙秘は続いている。コメントはない」と話した。
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