東京オリンピック・パラリンピックについて、IOC=国際オリンピック委員会が開催の延期を含めた検討を始めると発表したことを受けて、アメリカの全国紙「USAトゥデー」はIOC委員が「延期は決定された」と述べたと伝えました。
東京オリンピック・パラリンピックについて、IOC=国際オリンピック委員会が開催の延期を含めた検討を始めると発表したことを受けて、アメリカの全国紙「USAトゥデー」はIOC委員が「延期は決定された」と述べたと伝えました。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて東京オリンピック・パラリンピックの開催に懸念が広がるなかIOC=国際オリンピック委員会は22日、大会の延期を含めた具体的な検討を組織委員会などとともに始め4週間以内に結論を出すと発表しました。 こうした事態を受け、IOCは22日に電話会議の形式で臨時の理事会を開き東京大会の開催について話し合いました。 IOCは理事会の後にこれまでの議論のステージを一段上げ大会組織委員会や東京都、日本政府とともに、延期を含めた検討を始め、4週間以内に結論を出すと発表しました。 一方で、「大会の中止は何の問題解決にもならず、誰の助けにもならない」と強調し、大会の中止は検討しないことも理事会で決まりました。 また、「オリンピックの聖火は日本に到着し温かく迎え入れられた。IOCはすべての人たちの健康を守りながら日本での開催に自信がある」として東京での開催を強調しました。
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は19日の理事会で、札幌で開催される五輪マラソンのコースについて「本日、国際オリンピック委員会(IOC)、ワールドアスレチックス(世界陸連)と合意に至った」と述べた。 市中心部の大通公園発着で約20キロのルートを1周した後、約10キロを2周する変則的な周回コースとなる見通し。組織委は理事会後にコースを発表し、10月に持ち上がったマラソンと競歩の会場変更問題は、日程、コースともに決着する。 世界陸連は当初、約7キロを6周する案を主張したが、今月上旬に1周目は組織委案の約20キロとすることに合意。後半のコースは継続協議になっていた。
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