【ニューヨーク=上塚真由】世界陸連は23日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で7月開催の東京五輪が1年延期された場合、競技日程が重なる2021年の陸上世界選手権(米オレゴン州)を延期する意向を明らかにした。ロイター通信が報じた。 世界陸連はすでに、陸上世界選手権の開催時期の変更について、同選手権の大会組織委員会と協議を進めていると言及。また、別の日程でもオレゴン州で同選手権の開催が可能となるよう関係者と協力していくことを確認しているという。
21年7月の水泳世界選手権福岡大会組織委員会事務局は24日、東京オリンピック(五輪)延期論について、事態の推移を慎重に見極める方針だ。東京五輪が1年延期になった際、同大会は日程がバッティングする可能性が浮上。同事務局は「まずは五輪がどうなるか、その上で国際水連がどうするのか、ということになります」とした。 同大会は国際水連の主催大会。決定権はあくまで国際水連が持ち、開催地にはない。東京五輪の延期によって影響を受ける可能性があるが、同事務局は「仮定の話は答えられません。今は国際水連がオリンピックとの関係を検討していると思います。ここ数日間で国際水連から、こちら側に連絡はないです」とした。 21年夏は、7月に水泳世界選手権、8月に陸上世界選手権(米オレゴン州)が予定されている。世界陸連のコー会長は、他の競技団体と日程調整を行う意向を示しており、英タイムズ紙は陸上世界選手権が東京五輪の延期を支援
東京オリンピック・パラリンピックについて、IOC=国際オリンピック委員会が開催の延期を含めた検討を始めると発表したことを受けて、アメリカの全国紙「USAトゥデー」はIOC委員が「延期は決定された」と述べたと伝えました。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて東京オリンピック・パラリンピックの開催に懸念が広がるなかIOC=国際オリンピック委員会は22日、大会の延期を含めた具体的な検討を組織委員会などとともに始め4週間以内に結論を出すと発表しました。 こうした事態を受け、IOCは22日に電話会議の形式で臨時の理事会を開き東京大会の開催について話し合いました。 IOCは理事会の後にこれまでの議論のステージを一段上げ大会組織委員会や東京都、日本政府とともに、延期を含めた検討を始め、4週間以内に結論を出すと発表しました。 一方で、「大会の中止は何の問題解決にもならず、誰の助けにもならない」と強調し、大会の中止は検討しないことも理事会で決まりました。 また、「オリンピックの聖火は日本に到着し温かく迎え入れられた。IOCはすべての人たちの健康を守りながら日本での開催に自信がある」として東京での開催を強調しました。
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