厚生労働省は、28日と29日に武漢への渡航歴の無い人の感染が確認されたことから、国内でも人から人への感染が起きているという見解を示しました。 一方で、国内では広く流行が認められている状況ではなく、過剰に心配することなくインフルエンザなどと同様に手洗いやせきエチケットなど基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。 WHO=世界保健機関の元西太平洋地域事務局長で、感染症対策にあたってきた、地域医療機能推進機構の尾身茂理事長は厚生労働省の会見に同席し「症状がなくても、体の中にウイルスがいるということなので、ほかの人に感染する可能性は否定できないし、可能性はあり得る」と指摘しました。 その理由について、中国全体で急激に感染者が増えており症状がある人からだけの感染であればここまでは増えないこと、中国政府が無症状の人からの感染があり得ると公式に発表していること、奈良県のツアーバスの運転手の男
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