11月5日は国連が定めた「世界津波の日」です。津波の日の由来となった故事が伝わる和歌山県広川町では津波を想定した避難訓練が行われました。 「世界津波の日」は、江戸時代に安政南海地震が起きた旧暦の11月5日に、現在の和歌山県広川町の商人、濱口梧陵が稲の束に火をつけて人々に津波を知らせたという「稲むらの火」の故事が由来となっています。 広川町では毎年この日に神事と訓練が行われていて、5日は地元の小、中学生が濱口梧陵が築いた堤防に土をまいたあと、堤防の前に住民が集まり、安政南海地震で犠牲になった人たちを悼みました。 このあと、南海トラフの巨大地震による津波を想定した避難訓練が行われました。このうち沿岸部を走るJRきのくに線では、地震で列車が緊急停止したという想定で車内にいたおよそ300人がはしごを使うなどして線路に降り、近くの高台にある神社に避難しました。 訓練に参加した小学5年生の女子児童は「
アメリカのトランプ政権が地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を国連に正式に通告し、来年11月に離脱することになりました。野党 民主党は厳しく批判し、来年の大統領選挙に向けた主要な候補は復帰を訴えていて、温暖化対策も今後、重要な争点になりそうです。 パリ協定は4年前の2015年に国連の会議で採択され、187の国と地域が締結して、世界の温室効果ガスの排出量を2050年以降に実質的にゼロにすることを目標に掲げています。 トランプ大統領は石炭産業などを意識して就任前から協定からの離脱を公約に掲げていて、4日、支持者を前に演説し「私は、一方的で金がかかり、恐ろしいパリ協定からの離脱を発表した」と述べて公約の実現をアピールしました。 これに対し野党 民主党の大統領選挙の有力候補は相次いでトランプ大統領の決定を厳しく批判しています。 バイデン前副大統領は4日、ツイッターに「気候変動の危機
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