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ブックマーク / blog.livedoor.jp/lalha (10)

  • 「学習」について頭の中を往復ビンタされながら自らの無知を思い知らされる新しいタイプの本 : 小野和俊のブログ

    ふろむださん、いや私にとっては一世を風靡したブログ「分裂勘違い君劇場」の著者 fromdusktildawn さんと言う方がしっくりくるのだが、氏の新著「最新研究からわかる 学習効率の高め方」を1巻から5巻まですべて読んだ。fromdusktildawn さんはやまもといちろうさん、shi3z さんと並んで私が「こんな文章が書けたらどんなに素晴らしいだろう」と尊敬する、私にとっての Web 論壇の三大将軍の一人だ。(shi3zさんとはよく喧嘩もするが) 書籍のテーマは「学習」について。 こんなにも誰もが無関係でいられないテーマは他になかなかない。それなのに私も含め、あまりにも多くの人が「学習」について踏み込んで調べたり考えたりすることができていないことを思い知らされる一冊だった。 「子どもの成績も悪くないし、まあいいや」 「習得しようとしていた技能も身についたし、まあいいや」 このように、

    「学習」について頭の中を往復ビンタされながら自らの無知を思い知らされる新しいタイプの本 : 小野和俊のブログ
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    takc923 2020/10/21
  • 曲面ディスプレイの導入 : 小野和俊のブログ

    「曲がったディスプレイを使ってみたい」 もう随分と前からディスプレイはデュアルディスプレイにしているが、二枚のディスプレイの前でふとそう思ったのだった。そこで曲面ディスプレイを購入し、まずは試験的に私の仕事環境に適用してみた。 まずはこの写真を見てほしい。 そう、曲面ディスプレイはまるで「一枚に連結されたデュアルディスプレイ」なのだ。 しかしデュアルディスプレイで以前からひとつだけ気になっていたことがある。 それは、「いちばん大切な真ん中のエリアに集中できない」ということだ。 デュアルディスプレイだとどうしても左か右か、どちらかに集中することになる。これはこれで左右それぞれでウィンドウを最大化できて便利だったりもするのだが、来一番集中したい真ん中のエリアが2枚のディスプレイの物理的境界線になってしまい、そこにコンテンツが映せないのだ。 例えば集中して作成したプレゼン資料や文章があったとす

    曲面ディスプレイの導入 : 小野和俊のブログ
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    takc923 2017/07/04
  • SIについて私が思ったこと。そしてSIerにおけるモダン開発について : 小野和俊のブログ

    ひとことで言えば、「レビュー文化は良くない」ということになるだろうか。 Slack導入、そして同時期に開始した服装の自由化、バイモーダルという考え方の浸透、AIやブロックチェーンを活用したPOC等の取り組みによって、SIerとしてのセゾン情報システムズは、社内の雰囲気もずいぶんと変わってきた。 しかし、こうした取り組みだけではどうにもならないものも少なからずあった。 そのひとつは、「悪い報告がしづらい」ことだった。 これは他のSIerでも同様のことが多いのではないかと思うが、問題プロジェクトに認定されると、品質管理部のモニタリングが強化されたり、第三者によるプロジェクト監査が始まったり、経営会議での定期的な報告が求められたり、何をやっているのかとレビューでこっぴどく叩かれたり、、、。 そうした責任感から、遅れをキャッチアップできるよう少しでもがんばろう、と励まし合う中で、それなのに四方から

    SIについて私が思ったこと。そしてSIerにおけるモダン開発について : 小野和俊のブログ
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    takc923 2017/04/13
  • わたしのバイモーダル戦略 : 小野和俊のブログ

    このところ知人からよく、「小野さんはプログラマーから経営者になった」と言われる。これはまさにその通りで、かつてソースコードを美しくリファクタリングすることに情熱を燃やした私は、いまは組織をより良いものにしていくことに情熱を燃やしている。つまりリファクタリング対象がソースコードから会社に変わったのだ。 そんな私が今やや苦戦しつつもやりがいを感じて取り組んでいるのが、「2つの異なる文化の共存協調」だ。具体的には、大企業的な文化とベンチャー的な文化を共存させ、かつ協調させようにしようとしている。ウォーターフォール的な文化アジャイル的な文化の共存協調、と言い換えることもできるだろう。 アプレッソでかなり自由にやってきた私にとって、当初、セゾン情報の動き方は不慣れであり、また動きが遅く感じることもあった。だが少しすると、こうした動き方や文化にも相応の合理性があり、アプレッソで取り入れることが望まし

    わたしのバイモーダル戦略 : 小野和俊のブログ
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    takc923 2016/07/22
  • 小野和俊のブログ:プログラマー風林火山

    アプレッソというベンチャー企業の CTO を務めて6年と2ヶ月になる。変化の激しいベンチャーに比較的長い期間身をおいていたので、社内外のいろいろなタイプのエンジニア仕事をしてきた。 あるエンジニアが参加することで開発チームが短い期間で大きく変わったこともあったし、開発チームのメンバーが15人いた頃よりも、お互い補い合えるエンジニアが5人くらいの頃の方が成果が出たりすることもあった。 そういう経験を重ねていくにつれ、私の中では、スターエンジニアと呼べる人たちの持っているものについての、いくつかの類型ができてきている。今まで一緒に仕事をしていく中で当に心強かったのは、最近エンジニアのキャリアパスの議論でよく言われるような財務のわかるエンジニアとか営業もできるエンジニアではなく、あるいは人と異なるユニークな能力を身に付けようとしているエンジニアでもなかった。ではどういうエンジニアが、というこ

    小野和俊のブログ:プログラマー風林火山
    takc923
    takc923 2015/08/31
    自分がどれかと考えると、林か山あたりが近いかなあ
  • 上下昇降デスクの導入 : 小野和俊のブログ

    3月半ばからエンジニアチームの一部で上下昇降デスクを導入している。 まずは10台程導入したのだが、社内でとても好評なことに加え、 知人に話すと自社でも導入したいと言われることも多いのでブログで紹介してみたい。 上下昇降デスクとは、ボタンを押すとウィーンと机が電動で上がったり下がったりするデスクで、 あらかじめ自分に合った高さを設定しておくことで、 ボタンひとつで座って仕事をするモードと立って仕事をするモードとを切り替えることができる。 机のプレート部分右下の部分にあるボタンを押すと机の高さが変わり、 立ち上がって仕事するのにちょうどよい高さになる。 同じデスクで立って仕事をしている人と座って仕事をしている人が並ぶとこんなオフィス風景になる。 これを導入しようと思ったきっかけは、昨年シリコンバレーに行った際、 Facebook社で上下昇降デスクを使っている人が多くおり、 良さそうだったので

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    takc923 2015/04/06
  • シリコンバレー企業の「フォーカスする」文化 : 小野和俊のブログ

    先週は久しぶりにシリコンバレーに行ってきた。 訪問先は大きく2つあり、ひとつはシリコンバレーで勢いのある企業。 もうひとつはシリコンバレーで活躍する日エンジニアだった。 ・先月ニューヨーク証券取引所に上場したZendesk ・企業向けオンラインストレージを提供しIPO申請中のBox ・YCombinator出身のAllan氏率いるインキュベーターRun Way ・「日を代表するビッグデータ技術者集団が米国で起業」のTreasure Data ・「10年連続10万行の男」の石黒さんのIP Infusion 日エンジニアとしては ・Twitterの川さん ・Twitterの中川さん ・Facebookの松信さん ・Treasure Dataの太田さん ・IP Infusion石黒さん にお会いしてきた。 訪問の際のディスカッションの詳細はNDAもあり書けないのだが、全体を通じて印象

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    takc923 2014/06/29
  • プログラマーの開発速度は「はまる」時間の長さで決まる : 小野和俊のブログ

    プログラミングを始めてから今日に至るまで、 様々なタイプのプログラマーと開発を共にしてきたが、 驚くべき速度で高い品質のソフトウェアを作り上げるプログラマーには、 一つ共通の特徴があるように思える。 それは、「はまる」時間が極端に短い、ということである。 風のプログラマー」を指向しており、開発速度を重要視している。 例えば平成14年未踏ソフトウェア創造事業「PICSY」では、 発表直前に知人でプロジェクトリーダーの鈴木健にレスキュー隊として呼ばれて 2,3日でGUI全般と、クライアント/サーバー通信部分の設計と実装を終わらせたのだが、 このときなどは、大体の要件を口頭で聞いた後は、 ほぼまったく手が止まらずコードを書き続ける感じで開発をしていた。 「はまる」時間の長さは開発速度に直結するわけだが、 プログラマーが「はまる」場合にはある程度の傾向があると思うので、 今日は「はまる」プログラマ

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    takc923 2013/08/13
    出来るプログラマーは「こういうフレームワークだとここらへんにこういうメソッドあるよね」とか「こういうバグだとここらへんが悪さしてそう」とか、そういう勘所が半端ない。
  • 小野和俊のブログ:罪悪感駆動開発(zaiakukan-driven development; ZDD)

    みなさんは罪悪感駆動開発(zaiakukan-driven development; ZDD)という言葉をご存知だろうか。私はつい先ほどまでこの概念を知らなかった。なぜなら先ほど自分で思いついたばかりだからだ。 仕事をしていく中で、やるべきことが山積みなのについネットサーフィンをしてしまい、「うわ、今日仕事全然進んでない、やばい」という罪悪感から、その後の仕事が妙に捗る、という経験をしたことがある人は少なくないだろう。 罪悪感駆動開発は、こうした危機感や罪悪感といった人間が来持っている感情を引き出すことで、より高い仕事の成果を上げていくことを志向する。 罪悪感を感じるポイントは人によって個人差があるが、一般に仕事中に罪悪感が高まりやすい充填行為として、次のようなプラクティスが広く認知されている。 (a) 昼寝 (b) ネットサーフィン (c) ゲーム (d) タイピングソフトでランキング

    小野和俊のブログ:罪悪感駆動開発(zaiakukan-driven development; ZDD)
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    takc923 2011/12/17
    "職場で昼寝したりネットサーフィンしたりしていて気まずい思いをしていた人は、次に上司や同僚が冷たい眼差しを向けてきた時には「罪悪感駆動開発です(キリッ」と発言してみると良いかもしれない。"
  • 小野和俊のブログ:そして、ペア・プログラミングが始まる

    ここ数日、私はずっとペアプログラミングをしている。 ペアプログラミング自体は、これまでに何度も経験したことがある。 しかし今回の試みが今までと違うのは、 一日中、ペアプログラミングしかしないという点である。 1セット1時間半、15分の休憩を入れて、 ドライバーとナビゲーターを交互に入れ替えて毎日4セットやる。 このところ、これを何日も続けている。 こうやって、ある程度ストイックに続けてみることで、 わかってきたことがある。 それは、ペアプログラミングにはメガトン級の破壊力があるということだ。 プログラマーは絶えず誘惑にさらされている。 調べ物でウェブを見たついでに何時間もネットサーフィンしてしまったり、 考えたことをメモするついでに2時間かけてブログを書いてしまったり、 仕事の用事で知人に IM したついでにしばらくだべってしまったり、 Twitter に書き込んだついでに Friends

    小野和俊のブログ:そして、ペア・プログラミングが始まる
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