ウェブサイトやアプリの訪問者の行動・感情をリアルタイムに解析し、一人ひとりに合わせた接客を可能にするCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」を手がけるプレイドが勢いに乗っている。サービス開始から3年で数多くの企業のサイトに導入され、これまでに同社のツールを通じて22億もの顧客の行動が解析されるなど、マーケティングツールとしての存在感を高めている。 4月には、顧客の感情や行動を“視覚的”に把握できる機能を実装することで、KARTEを従来以上に“人”を軸にしたマーケティング活動を可能にする「CXプラットフォーム」へと進化させると宣言。これにあわせて27億円の大型調達も実施し、2014年以降の累計調達金額は34億円に達した。 プレイドの勢いはこうした事業面だけに留まらない。7月から東京・銀座の大型複合施設「GINZA SIX」へと移転し、2039平方メートルもの広大なフロアスペー