AWSはクラウドサービスの基盤を提供する企業だ。とはいえ、彼らがハードウエアを発表することもある。その大半はもちろん、サーバーを構築するための「技術」と関係している。 だが時に、彼らがコンシューマ向けに近いハードウエアを開発して販売を開始し、記者を驚かせる。今年の「びっくりハードウエア」は特に驚きだった。なんと「ロボットカー」だったからだ。 11月28日(現地時間)、米・ラスベガスでは、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の大規模な年次開発者イベント「re:Invent 2018」の基調講演が行われた。基調講演は3時間にも及び、20もの新製品・新サービスが発表されたが、その中でも「AI」「機械学習」の比率は高まる一方だ。彼らは今、それらの技術にどう向き合い、企業に提供しようとしているのだろうか?