35年を経て返却されたストラディバリウスと遺産相続人のニーナ・トーテンベルクさん(中央)ら姉妹。米ニューヨークで(2015年8月6日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT 【8月7日 AFP】米国で35年前に盗まれたバイオリンの名器ストラディバリウス(Stradivarius)が6日、本来の持ち主に返された。長期にわたるミステリーをハッピーエンドへと導いたのは、弦楽器専門家の鋭い「目」だった。持ち主はすでに死去しているため、楽器は遺産相続人に渡された。 同バイオリンは1980年、米ボストン(Boston)近郊の音楽学校で教壇に立っていたバイオリン奏者のロマン・トーテンベルク(Roman Totenberg)氏の教務員室から何者かによって盗み出された。バイオリンは1734年製で、推定500万ドル(約6億円)の価値があるという。 ポーランド出身のトーテンベルク氏は、名バイオリニストとして数
![35年前に盗難のストラディバリウス、持ち主に返却 6億円相当](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/817785fcc53a41badd0fd86b32a749f9345d3fef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2Fd%2F1000x%2Fimg_edc42e02c3d90503f5dd30ff92fcb57c205638.jpg)