オオワシ鈴なり 好物は「ホッチャレ」 北海道浜頓別2009年1月7日13時55分印刷ソーシャルブックマーク オオワシやオジロワシが数多くとまっている木=北海道浜頓別町、吉本美奈子撮影産卵を終え死んだサケを樹上で食べるオオワシ(左上)=北海道浜頓別町、吉本美奈子撮影 オホーツク海から内陸へ約15キロ。北海道浜頓別町のウソタンナイ川の河畔林に、国の天然記念物オオワシやオジロワシが集結している。「グワッ、グワッ」と鳴きながら、太いくちばしでサケをついばむ成鳥もいた。 冬も凍らないウソタンナイ川にはサケが多く遡上(そじょう)し、産卵後に息絶えたサケが「ホッチャレ」となって川底に横たわる。ワシたちは好物を求め、毎年100〜250羽が越冬するようになった。地元の人たちは河畔林を「オオワシの森」として、観察会を開くなど、あたたかく見守っている。(深沢博) アサヒ・コムトップへニューストップへ