神奈川県警は10日、大麻取締法違反(所持)の現行犯で、作家の吉川英治氏の孫で、そば店店主、吉川英資容疑者(42)=長野県軽井沢町長倉=を逮捕した。県警によると、吉川容疑者は2年ほど前に大麻の種子を手に入れ、これまでに自宅で大麻草を10数本栽培していたという。吉川容疑者は「自分で吸うためにやった」と供述している。 県警の調べでは、吉川容疑者は10日、そば店の店舗兼自宅2階の寝室で、乾燥大麻約2グラム(末端価格1万2千円相当)を所持していた。県警は自宅から大麻草(約30センチ)2本と栽培用の蛍光灯なども押収した。 吉川容疑者は、故吉川英治氏の長男の子供にあたるという。