共同通信社は30日、石川聡社長と伊藤修一専務理事の2人が退任すると発表した。同社では、前人事部長が就職活動中の女子学生に不適切な行為をした問題を巡って、社内や加盟社から辞任を求める声が上がっていた。事実上の引責辞任とみられる。 同社は辞任理由について「社内に生じた動揺、混乱を早期に収拾する必要があると判断。体制を一新することにした」としている。6月20日に開かれる社員総会と理事会を経て正式に決定するという。 複数の同社関係者によると、石川社長らは30日午後にあった社内の会議で辞意を表明。後任の社長には福山正喜・前専務理事が就任する見通しで、石川社長は相談役、伊藤専務は顧問に、それぞれ就任予定という。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事共同通信社の前人