先日、幼なじみと、幼なじみのご主人さまと3人で夜ご飯を食べました。彼女は3歳からの仲良しで、いまはドイツのオーケストラでヴァイオリンを弾いているの。私たちはそれぞれ、生まれたところから遠く離れた憧れの町に住んでいて、早いうちに好きなことに出会って、それがそのまま職業になっている。それはまるで途中を駆けぬけているようで、気がついたらこんなところまで来てしまった、という気持ちになるときがあります。ふたりとも幼稚園のときと同じ顔をしているし、お互いの家族もとてもよく知っている。学校の先生や行事はもちろん、なんと見ていた大好きなテレビ番組も一緒だったということが判明して、とてもとても嬉しくなりました。 「メイプルタウン物語って、知ってる?大好きだったの。」 「!!!」 彼女の目がまんまるになって、 「もちろん!唯一好きで、ずーっと見ていたわ!!」 と言ったのでとても驚きました。なぜか、同学年の友人