9日午後3時30分頃、北海道帯広市泉町のナガイモ畑で、収穫作業のアルバイトをしていた同市西19南36、白樺学園高2年の男子生徒(17)が、同市泉町西10、農業の男性(81)の運転するトラクターが引くトレーラーにひかれ、外傷性肝損傷による出血性ショックのため、搬送先の病院で約7時間後に死亡した。 十勝地方では特産のナガイモが収穫期を迎えており、道警帯広署などによると、男子生徒は複数で同日午前から、収穫したナガイモをトレーラーに積み込む作業に従事していたという。 白樺学園高校によると、男子生徒は野球部に所属し、遠征費などを稼ぐためアルバイトをしていた。同校の湊谷匡晃教頭(53)は「(男子生徒は)おとなしいタイプだが、まじめで周囲から好かれていた。本当にショックだ」と話していた。