和歌山県田辺市で今月19日、下校途中の小学生の女の子が液体を吹きつけられ顔に大けがをした事件で、傷害の疑いで逮捕された田辺市役所の臨時職員が「体を触ろうと近づいたが、泣かれたので逃げた」と供述していることが警察への取材でわかりました。 警察によりますと、容疑を認め、「面識のない女の子に催涙スプレーをかけた」などと供述しているということです。 その後の調べに対し、「女の子の体を触ろうと思い近づいてスプレーをかけたが、泣かれたのでその場から逃げた」と供述していることが警察への取材でわかりました。 女の子がわいせつの被害を受ける前に宮下容疑者が逃げたということで、警察は22日、検察庁に送るとともに、容疑を強制わいせつ傷害の疑いに切り替えて捜査しています。