「これでもか!」馬にまたがりながら意地の悪い顔つきで尻を出す男。「うわぁ!まいった!」と尻餅をつき顔を背けている男。まさにこんな叫び声が聞こえてきそうなこの200年前の絵巻物。なんと「屁こき大会」を描写しているというのだから どんな顔をして反応していいのか判らなくなってしまう。 なるほど馬にまたがっている男から勢いよく「屁」が描かれている訳である。しかし何故屁なのか?これには面白おかしく「屁こき大会」を単に描いているのではなく、 全く違う深い意味を表しているという。 この大会の絵巻物に隠された200年前の真の意味とは何か? この絵巻物が描かれたのは徐々に宣教師がヨーロッパから布教の為に上陸、キリスト教徒の弾圧が強化された1603年から1868年にかけて物 その鎖国時代 日本に上陸許可があったのは 中国、東インド、オランダの3カ国のみ。その他の国が上陸するものならば 問答無く囚われ処刑されて