英政府がソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アームの「流出」を阻止できるかどうか、正念場を迎えている。2023年4月以降に予定されるアームの新規株式公開(IPO)で、上場先は米市場が有力視されている。ロンドン証券取引所に誘致できなかった場合、英政府にとっては痛手だ。内政の混乱も続くなか、どこまでアームをつなぎ留められるかは不透明だ。投資ファンドのビジョン・ファンドの運用成績が低
NVIDIAおよびソフトバンクグループは2022年2月8日(米国時間で同7日)、2020年9月に発表されたNVIDIAへのArm売却契約を解消したと発表した。「NVIDIAおよびソフトバンクグループは誠実な努力を続けてきたが、規制上の課題に鑑み、本契約を解消することに合意した」とし、規制当局の理解が得られなかったことを示唆した。 NVIDIAおよびソフトバンクグループは2022年2月8日(米国時間で同7日)、2020年9月に発表されたNVIDIAへのArm売却契約を解消したと発表した。「NVIDIAおよびソフトバンクグループは誠実な努力を続けてきたが、規制上の課題に鑑み、本契約を解消することに合意した」とし、規制当局の理解が得られなかったことを示唆した。ソフトバンクグループは今後、Armの株式公開の準備に着手し、2022年度中の株式上場を目指す。 NVIDIAのCEO(最高経営責任者)を務
この記事は、2020年7月7日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 「富岳」が世界1位になった日、Armが手に入れた2つの勝利 2020年6月22日、理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」が、スーパーコンピュータランキング「TOP500リスト」で1位になったことが発表されました。日本のスーパーコンピュータがTOP500リストで1位になったのは、同じく理化学研究所と富士通が開発した「京」の2011年11月以来となります。 関連記事 ≫MONOistメールマガジン編集後記バックナンバー スパコン性能ランキングで日本がトップに、TOP500は「富岳」でGreen500は「MN-3」 2020年6月22日に、オンラインで開催中のHPCの国際会議「ISC2020」で発表された複数のスーパーコンピュータランキ
既報の通り、英国のArmはISG(IoT Service Group)として展開してきた「Pelion IoT Services」とトレジャーデータ(Treasure Data)のCDPなどのサービスについて、これをソフトバンクグループ(以下、ソフトバンク)に移管するという提案を行ったことを明らかにした。本稿では、このニュースを深堀りしてみたいと思う。 ⇒連載「Arm最新動向報告」バックナンバー 「ArmのIoT事業」とは何か そもそも、現在のISGが提供する製品はこちらのWebサイトにまとまっているが、大まかに分けて以下の4つになる。 Pelion IoT Platform(図1) IoT向けクラウドサービスの総称。図1の中のDeviceに対して、Connectivity Management Service、Device Management Service、Data Manageme
ソフトバンクグループは9月5日(グリニッジ標準時)、英ARM Holdings(以下「ARM」)の買収を完了したと発表した。総額約240億ポンド(約3.3兆円)で、ARMのすべての株式(ソフトバンクおよびその子会社の保有分を除く)を現金で取得した。 同社は7月にこの買収を明らかにした。ソフトバンクの孫正義社長は、「今回の投資の目的はIoTがもたらす非常に重要なチャンスをつかむことにあり、ARMは、当社グループの戦略において重要な役割を果たしていく」とし、向こう5年間で英国におけるARMの従業員数を少なくとも倍増させ、ソフトバンクグループ内において独立した企業として、現在と同じく英国ケンブリッジを本拠地とすると説明した。
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