天皇御謀叛(てんのうごむほん)とは、日本国で想定されている非常事態の一つであり、国家安全保障上の懸念事項である。 過去の例[編集] 鎌倉時代末期、時の後醍醐天皇が鎌倉幕府に対し反逆を企て、捕らえられるという事件があった(正中の変)。当時の幕府は、これを天皇による謀叛(国家への反逆)と認定し、天皇御謀叛と呼んだ。またその前に起きた承久の乱も広義では天皇御謀叛と言える。これは高校日本史を学んだ者なら誰でも知っている事であり、承久の乱に至っては中学生でも知っている歴史的事実である。 このように、天皇が国家に対し反乱を起こすという事態は過去に例があり、十分想定されるべきものである。しかし日本の防衛省も、在日米軍も「天皇が反乱を起こしたらどのように対応するのか?」と問いただすと口を閉ざしてしまうという。憲法改正の議論でも北朝鮮の脅威や大災害に対する非常事態が語られるが、天皇御謀叛という非常事態につい