新憲法草案が話題になっている東浩紀さんが代表を務める会社「ゲンロン」が、一風変わった広告を出していることをご存知だろうか。ゲンロンの公式サイト上部に設置されているバナーをクリックすると、あたかもノベルゲームのように動き出すのだ。 バナーには、言論誌「日本2.0」の宣伝から、カルトクイズまで盛り込まれており、ルートによっては、読み切るまでに10分以上かかるなど、謎に気合いの入った仕様になっている。そして、このアドスフィアと呼ばれるサービスを提供したのが、言語社の笠井翔さん(26)だ。 笠井さんは、PC向けのノベルゲームを制作する傍ら、ブラウザ上で楽しめるものを作りたいと思い、広告バナーを開発したという。アドスフィアがどういったきっかけで誕生し、どのような可能性を秘めているのか詳しく話を聞いてみた。 ノベルゲーム風バナー こんな風に変化していく 読み進めるバナーの秘密 ――ずばり、アドスフィア
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