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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (10)

  • 天才小学生たちはどこに消えた? : 金融日記

    前回の中学受験のエントリーには思いがけず多くの反応があった。 そして、多くの人たちがひとつの大変興味深い問いにたどりついたようだ。 「そんなすごい小学生たちはいったいどういう大人になったのか」という問いだ。 そして今回はその問いに答えていこうと思う。 結論からいうと「みんなただの人になった」が答えだ。 もうちょっというと、ただの人だけど、やっぱり普通よりちょっと高収入で、ちょっとばかり社会的地位の高い人たちだ。 残念ながら世界的な企業家やノーベル賞級の科学者というのはほとんどいない。 (逆に言えば、こうした企業家や科学者の圧倒的多数は、昔はふつうの小学生だったわけだ) 具体的にいうと、理系だと年収1500万円ぐらいの勤務医か年収700万円ぐらいの大企業のエンジニア、文系だと年収1000万円ぐらいの官僚や弁護士ぐらいが典型的な進路だ。 やはり彼らは母親のいうことを素直に聞いて勉強するタイプな

    天才小学生たちはどこに消えた? : 金融日記
    takeshiketa
    takeshiketa 2010/02/13
    本当ならもったいない話だ
  • 勝間さんのインフレ政策を実行するとどうなるのか? : 金融日記

    勝間さんが菅さんにしたプレゼンテーションが話題になっています。 実はこれは今必要な経済学の勉強にとてもいい題材なのでくわしく解説したいと思います。 その後の意見交換で、「具体的にどうすればいいのか」と聞く菅担当相に対して、勝間さんは「通貨発行量をふやすのがいちばん簡単」「要は中央銀行のお金を大量に刷って、それを借金として政府がばらまく」と回答。菅担当相が「簡単に言えば、国債を50兆なり70兆なり出して、日銀に買い取らせるということか」と聞くと、勝間さんは「そういうことです」と答え、「国債の発行が悪いことのように国民は教育されているが、将来への投資と考えるべき」と主張した。 勝間和代さんのデフレ退治策、菅直人副総理は納得せず、毎日新聞、勝間和代のクロストーク このことに対して否定的な意見の代表例は「そんなことしたらコントロールできないハイパーインフレになる」です。 しかし、勝間さんもこういう

    勝間さんのインフレ政策を実行するとどうなるのか? : 金融日記
  • みんな鳩山兄弟を甘く見ない方がいい : 金融日記

    郵政民営化のために尽力してきた西川善文社長が辞任に追い込まれ、後任には元大蔵次官の斎藤次郎氏が就任することに決まった。 そして、マスコミの批判はせいぜい「民主党の旗印の脱官僚と矛盾するじゃないか」と言ったものだ。 今回の西川社長辞任劇の最初のきっかけは鳩山由紀夫首相の弟である鳩山邦夫元総務大臣が日郵政がかんぽの宿をオリックス不動産に売却した件に関して出来レースだと西川氏を執拗に攻撃し、民主党の現総務大臣である原口一博らが西川氏を特別背任未遂容疑で刑事告訴したことが発端である。 しかし、かんぽの宿売却は不動産ビジネスの商慣習に明るい者からみれば何一つ悪いことはなかった。 むしろ、鳩山邦夫の横やりで一刻もはやく処理したかった国民の不良債権を高値で売り払う千載一遇のチャンスを逃してしまったというのが大方の見方だ。 その証拠に、未だにかんぽの宿をオリックス不動産より高い値段で買い取りたいという不

    みんな鳩山兄弟を甘く見ない方がいい : 金融日記
    takeshiketa
    takeshiketa 2009/10/22
    SF == 政治フィクション
  • ベーシックインカムの財源 : 金融日記

    ホリエモンのブログに「ベーシックインカムの財源に関するシミュレーションを誰かやっていないか?」と書いてあったので、さっそく僕もググって調べてみたところいろいろ出てきたけど、あまりいいサイトを見つけることが出来なかった。 (多分、僕が無知なだけでもっと探せばいろいろあると思います) そこで僕が超簡単にシミュレーションしてみた。 ちなみに僕はベーシックインカムは月に5万円がいいと思う。 5万円あれば家があればなんとかやっていけるレベルだ。 お父さんとお母さんと子供ふたりで月に20万円。 家があれば何とか生活できる。 月に5万円だと家がなければ非常にきついが、その場合は一部屋に何人も寝るような共同生活をしてもらうしかない。 ベーシックインカムが実現すれば家がない貧困層を相手に小さい部屋に5人ぐらい押し込んで、トイレやお風呂は全て共同で月に3万円ぐらいで住む場所を提供してくれる民間の業者がいくつか

    ベーシックインカムの財源 : 金融日記
    takeshiketa
    takeshiketa 2009/08/01
    うほースゲー試算。良いアイディアだけど大ざっぱすぎる。国民全員5万円もらえる環境になったとき毎年同じ国家予算規模を維持できるほどの生産性って生まれるのかなぁ
  • 日本経済新聞の社説も鳩山邦夫総務相を痛烈に批判しています。 : 金融日記

    まあ、そりゃそうでしょ。 いやー、しかし日郵便局をめぐる利権とそれにかかわる政争はくわしく知ると当に面白いんですよね。 テレビの時代劇の100倍面白い。 すさまじい権力闘争です。 ↓このあたり読むといいと思います。 自民党政治の終わり、野中尚人 郵政攻防、山脇岳志 そんなんに巻き込まれてる西川さんはかわいそうだなー。。。 めちゃ安月給だし。 日郵政残酷物語は今度時間ができたときに書きます。 そんじゃ、また。 以下、日経新聞の全文引用です。(ネットの記事はすぐ消えてしまうためコピペしておきます) 著作権上問題あるようでしたらコメント欄に連絡していただければすぐに削除します。 ======================================================= 社説2 改革徹底こそ西川氏に迫れ(5/27) 鳩山邦夫総務相が改選期の西川善文日郵政社長の再任に難

    日本経済新聞の社説も鳩山邦夫総務相を痛烈に批判しています。 : 金融日記
    takeshiketa
    takeshiketa 2009/05/28
    くそ三流政治家
  • 途上国が貧しいのは先進国が搾取しているからではないし、貧乏人が貧しいのも金持ちが搾取しているわけではない : 金融日記

    こんにちは。 藤沢Kazuです。 世界にはアメリカや日のような豊かな国々があります。 また、アフリカの多くの国々のように極めて貧しい国々もあります。 その中間にはBRICsのような新興国群があります。 もっとも日は1990年ぐらいまでは少なくとも経済的には世界でトップクラスのリッチな国だったわけですが、その後はみなさんご存知のように経済大国としての地位はどんどん凋落して、今では香港やシンガポールなんかより国民一人当たりのGDPは下になってしまいましたけれども。 ところで、国民一人当たりのGDPと言うのは簡単に言えば国民一人の平均年収みたいなものです。 アフリカの多くの国々が最貧国です。 アジアにもカンボジアや北朝鮮のような最貧国があります。 南米にもボリビアのような非常に貧しい国々があります。 世界の最貧国では生まれてくる赤ちゃんは劣悪な衛生環境で次々と死亡します。 飢饉で国民が餓死す

    途上国が貧しいのは先進国が搾取しているからではないし、貧乏人が貧しいのも金持ちが搾取しているわけではない : 金融日記
    takeshiketa
    takeshiketa 2009/04/26
    ビミョー。派遣村の人がいなっても困らないのは現在不況であるために、さほどの生産力が不要なのだからでは。で、生産力が必要になる景気になったとして、元派遣村の人が消えたら結構困る人出るんじゃない?
  • サラリーマンなのに消費税アップに反対するのは脳ミソが溶けているとしか言いようがないと言う件に関して : 金融日記

    こんにちは。 藤沢Kazuです。 さて、今日は最近よく議論されている消費税アップに関して考えてみたいと思います。 結論から言うと、僕は消費税アップに大賛成です。 そして、税金の問題をよく理解できれば、ほとんどのサラリーマンも消費税アップに賛成することでしょう。 もちろん増税に賛成する人はあまりいないでしょう。 企業がコストを削減して利益を増やさなければいけないように、政府もなるべく少ない税金でよりよいサービスや安心できる社会保障を提供できるように最善を尽くさなければいけません。 そして、民間が政府よりもうまくできることはどんどん民間にやらせて、不必要な政府の機能をどんどんスリムにしていかないといけません。 かんぽの宿のようなホテル業は民間の方がうまく運営できることは当たり前で、そのようなものを税金で運営する意味はまったくありません。 とは言え国として国民に様々な必要不可欠のサービスを提供す

    サラリーマンなのに消費税アップに反対するのは脳ミソが溶けているとしか言いようがないと言う件に関して : 金融日記
  • 公的資金による資本注入って何? −庶民のための経済学講座− : 金融日記

    こんにちは。 藤沢Kazuです。 ところでつい先日、よんどころなき事情により庶民数人と会をする機会があったのですが、そこで僕は世間を騒がしている外資系投資銀行の社員と言うことで庶民からいろいろとお叱りを受けることになってしまいました。 「投資銀行って庶民からもうかる投資話とか言ってたくさんお金を集めて投資に失敗してたいへんなことになってるんでしょ?」 「それで私たちのお金全部すっちゃってつぶれそうだから税金で助けてもらってるんでしょ?」 「そうそう公的資金の注入ってやつ」 「なんでそんな大損こいた銀行に私たちの税金をあげなければいけないの?」 と言うようなことを言われたのですが全くもって分かっていませんね。 大学を卒業して社会人を数年やっていても、まあー、この程度の理解と言うか誤解ですよ。 おそらく世間の理解ってだいたいこんなものでしょうか? ひとことで言えば「外資系投資銀行は世界中の庶

    公的資金による資本注入って何? −庶民のための経済学講座− : 金融日記
    takeshiketa
    takeshiketa 2009/02/04
    とはいえ普通の会社には倒産を防いでくれる後ろ盾はないわけで。金融機関潰したらソッコーでこちらにも影響出るとか頭で分かっててもイライラするんだよ。と、言うわけでペナルティの方も書いた方が良いと思います
  • 金融工学と数学と物理学の違い ① : 金融日記

    こんにちは。藤沢Kazuです。 しかし、最近は10年に一度と言うようなことが毎日のように市場で起こり、金融工学の根幹を考える上で非常に貴重な経験をさせていただいています。 このような状況の中、マーケットで大きい相場を張れると言う幸せを毎日かみ締めています。 もちろん、毎日のように同僚が首になっているのですが、現在は戦場で銃撃戦を繰り広げているような状況で、仲間が打たれて死んでもその場では少し感傷に浸りますが、数分も過ぎるとすぐに忘れてしまいます。 仲間が殺されると死体は可及的すみやかに運び出され、救護班がデスクの残骸を数分のうちに段ボール箱につめて遺族に送ります。 不思議と次は自分に弾丸が当たるかもしれないと言う恐怖はないもので、ただそこにある戦場を楽しんでいます。 涼しい顔して、リスクリミットぎりぎりまでポジションを取っています(笑い)。 閑話休題。 さて、今日はもっと深く金融工学と言う

    金融工学と数学と物理学の違い ① : 金融日記
  • 複雑すぎて潰せない? - Too complex to fail - : 金融日記

    こんにちは。藤沢Kazuです。 さて、前回のエントリーはちょっとした悪戯心から生まれたささやかな嘘だったわけですが、それにしてもリーマン破綻はサプライズでした。 と言うのも、デリバティブを扱っている現場のトレーダーからすると、リーマンは大きすぎて潰せない(Too big to fail)とは言えないけど、複雑すぎて潰せない(Too complex to fail)銀行だったからです。 なぜそうなのかと言うと、それは天文学的な金額でトレードされている膨大な数のデリバティブ商品が世界の銀行間で非常に複雑にからみ合っているからです。 デリバティブ商品はひとつひとつのトレードが全て完全なゼロサムゲームになっており、カウンターパーティー(取引相手)と言うものが必ず存在します。 たとえば、コール・オプションを考えてみましょう。 今、日経平均が12,000円だとして、行使価格が同じく12,000円の満期

    複雑すぎて潰せない? - Too complex to fail - : 金融日記
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