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ブックマーク / logmi.jp (121)

  • 話が盛り上がらない、雑談ができない人の根本の原因 ファシリテーションの達人が語る「抽象化」のスキル

    話が盛り上がらない人は「抽象化」が苦手 久保彩氏(以下、久保):荒木さんはよく著者の方と対談されますけれども、を1回ばーっと読んでおいた上で、「ここを聞きたいな」というポイントをあらかじめ定めている問いもあるし。もし相手の方の問いがおもしろかったら、設計した問いは捨てて、その方の話をぐっと深掘りするみたいな柔軟性を持っていますね。 荒木博行氏(以下、荒木):僕は問いすら用意していないですね(笑)。 久保:そうなんだ。もうそれは習熟ですね(笑)。 荒木:その人の自己紹介とか、「このについてちょっと軽く話してもらえますか?」という話をして、「なるほど。この点はめっちゃおもしろかったです」と、最初の5分くらいでラポール(信頼関係やリラックスできる関係)を築く。その上で、「でも、今おっしゃったところですごくおもしろい予想外のポイントがあったんですけど、そこからいきましょうか」という感じでやって

    話が盛り上がらない、雑談ができない人の根本の原因 ファシリテーションの達人が語る「抽象化」のスキル
  • Goにおける“単体テスト効率化”への挑戦 ASTとgomockを活用したスケルトンコード自動生成ツール

    DMM.comのエンジニアである中村圭助氏が、単体テストのスケルトンコードを自動生成するツールを開発、現在も機能拡張を進めています。ここでは、そのツールの概要から、ASTを活用したGoコードの自動生成、そしてgomockの設計思想に基づいた機能拡張の取り組みまでを詳しく解説しました。全2回。 単体テストのスケルトンコードを自動生成するツール 中村圭助氏:「単体テストのスケルトンコードを自動生成するツールを作った/現在機能拡張している話」をします。よろしくお願いします。 まずは、自己紹介です。n9te9って呼ばれています。名は、中村圭助です。好きな標準パッケージは、syncパッケージであったり、net/httpパッケージです。 DMM.comに2022年度、新卒入社しました。今は、Developer Productivity Groupの横断チームに所属しています。そのほか、社内とか社外で

    Goにおける“単体テスト効率化”への挑戦 ASTとgomockを活用したスケルトンコード自動生成ツール
  • 「悪い報告が突然上がってくる」と言う上司が見落としているもの あえて報告・連絡をしない部下の心のうち

    風通しの良い雰囲気をつくる「YES & MORE」話法 五十嵐剛氏(以下、五十嵐):『結果を出すチームのリーダーがやっていること NECで学んだ高効率プロジェクトマネジメント』の第3章「成果につながる! 風通しの良い雰囲気づくり 『YES & MORE』話法で、トップダウンとボトムアップを両立させる」。YESで提案してきた内容を認めてあげて、「じゃあもっとこうしたら?」と話すということです。 私は昭和生まれなので、昔は上司に褒められたことはなかったですね。上司の役目は部下を叱るとか、赤ペンを入れるのが立派な上司だと(言われていました)。だから、私が部下を褒めていると、「お前、部下のご機嫌を取ってどうするんだよ」と上司に言われたりしたんですが、「違うんじゃないの?」と思っていました。 人はやはり、褒められて伸びるんですよね。逆にけなされて、「なにくそ」と思って力を発揮する場合もあるかもしれま

    「悪い報告が突然上がってくる」と言う上司が見落としているもの あえて報告・連絡をしない部下の心のうち
  • 上から指示された目標設定と「現場の意見」を一致させるには メンバーの“やらされ感”をなくし自主性を引き出すポイント

    直接指示するメンバーは7人まで 五十嵐剛氏(以下、五十嵐):「直接指示するメンバーは7人まで」と(スライドに)書いてあります。「8人以上のメンバーをリーダーが1人で見るのはムリ!」「8人以上の場合はサブリーダーを何人か立てて、業務を任せる」。例えばサブリーダーを(立てて)階層にするということですね。 あと、「7人のメンバーのうち1人は“遊ばせる”べし!」「その理由は……文で!」ということなんですけども、今日はこのセミナーで説明をさせていただきたいと思います。 左側に書いてあるとおり、人数が増えたら階層構造にする。今よく「組織はフラットに」と言って、ある企業さんでは、今まで階層で作っていたのを、組織長が10人〜15人を直接見るようにした。ただ、やはり見切れなくて結局元に戻っていますが、それは当然だと思います。 「フラット」というのは、メンバーを役職にかかわらずちゃんとリスペクトして、発言を

    上から指示された目標設定と「現場の意見」を一致させるには メンバーの“やらされ感”をなくし自主性を引き出すポイント
  • “自分には大したスキルがない”と思い込んでいる人が見落としているもの 気づかぬうちに培った「マネタイズできる資産」の見つけ方

    “自分は大したことをしていない”と思い込んでいる人の多さ 大野誠一氏(以下、大野):まずは(パーソナルビジネスを創造するための3つのステップのうちの)ステップ1ですね。ビジネス領域の分析をしていく時に、ワークショップや企業でのセミナーでも、当に多くの人が「自分には取り立てて自慢できるような経験もキャリアも資格もなくて、普通なんですよ」とおっしゃるんですね。 ここのステップ1の分析をしていく時に、そういった感覚から、一歩越えていくためにはどんなことが大事なのか。どんなふうに考えていくとチャンスが出てくるのか、みなさんが今まで経験や研修をやってこられた中で、もし参考になるような事例やケーススタディがあったら、教えていただければなと思います。いかがでしょうか? 千葉智之氏(以下、千葉):「僕なんか大したことはやってないよ」みたいなのは当に多いですね。たぶん会社の中だけにいると、「それは仕事

    “自分には大したスキルがない”と思い込んでいる人が見落としているもの 気づかぬうちに培った「マネタイズできる資産」の見つけ方
  • テストカバレッジが100%でもそれが意味のあるテストかは断言できない Mutation Testでテストコード自体の検証をしよう

    虎の穴ラボのKanon氏が「テスト品質を向上させよう!」というテーマで、アンチパターン回避メソッドについて話しました。全2回。前回の記事はこちら。 カバレッジとは? Kanon氏:「カバレッジとは?」という話なんですけど。テストコードがプロダクションのコードのうちのどれだけ網羅できているか、通しているかの尺度になってくるという感じです。 それ自体は、ちょっと(スライドは)読まないんですけど、分岐、行、ステートメント、関数という4つの大きな枠で説明されます。これは、復習レベルですね。 そのカバレッジを、どうやら50から80パーセントぐらいを目標とするのがよさそうなのではないか。というのが自分が言いたい話でして、10から40パーセントだと、さすがに低すぎるかなというところです。 逆に、90パーセント以上を目指そうとすると、今度は高すぎで、プロダクトのクリティカルな実装部分以上に、重箱の隅にまで

    テストカバレッジが100%でもそれが意味のあるテストかは断言できない Mutation Testでテストコード自体の検証をしよう
  • OJTの“落とし穴”を回避し、若手をブレイクスルーさせる育て方 「上司のアドバイス」よりも部下の育成に効果があるものとは? 

    営業力を上げるノウハウを詰め込んだ『無敗営業』などの著者であるTORiX代表取締役の高橋浩一氏が、「若手をブレイクスルーさせる育て方」というテーマで講演を行いました。記事では、若手の成長に最もインパクトのある要素について語ります。 前回の記事はこちら 成長が停滞する原因は「学習段階の壁」への衝突 高橋浩一氏:先ほど「うまく成長をしていくためには『停滞』との付き合い方が大事である」という話をしましたが、プラトー(停滞)とは何かと言うと、学習段階の壁にぶつかっているということなんですね。すなわち、人が何かをできるようになっていくプロセスが、途中でうまく進捗しなくなるわけです。 これをマトリックスで考えてみます。横軸が意識している・していない、縦軸が能力としてできる・できないだとします。そうすると、どんな領域であれ、ほとんどの人は「意識もしていないし、実際にはできない」みたいなところからスター

    OJTの“落とし穴”を回避し、若手をブレイクスルーさせる育て方 「上司のアドバイス」よりも部下の育成に効果があるものとは? 
  • つい先延ばしをしてしまう人が抱えている不安やストレス 「100点を取れないものに向き合いたくない」という思考を変えるヒント

    完璧主義がもたらす人間関係のストレス 島名祐紀氏(以下、島名):では、ここから事前にいただいた質問にもお答えしながら、トークを進めていきます。みなさんもぜひ、何かご質問があれば「Q&A」からお願いいたします。 それでは、事前にいただいている質問を1つピックアップしました。「がんばっている自分が報われていない感じがする。また、やらない人を見ると腹が立つが、放っておけない」。あとは、「アドバイスをするが、嫌味に取られるので余計にこじれてしまう。自分の言い方の問題であるとわかっているが、改善が難しい」というお悩みですが、いかがでしょうか。 古川武士氏(以下、古川):そうですね。これもすごくあるあるなのが、自分に厳しい完璧主義の人は、他人にもそれを要求するんですよね。悪気があるわけじゃないんですけど、部下の立場からすると、「なんでそんなに細かいことを言うの? 質からズレてるだろ」みたいな。人に

    つい先延ばしをしてしまう人が抱えている不安やストレス 「100点を取れないものに向き合いたくない」という思考を変えるヒント
  • 仕事を自分でやるか相手に任せるか、優先順位付けができるマトリクス タスクを抱え込んでしまう人が、幸せに働くための時間の使い方 

    いつも時間に追われている、仕事漬けなのに成果が伴わない、プライベートを楽しむ暇がない……こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。『結果を出してサクッと帰る 神速時短』の発売を記念して開催されたイベントでは、著者であり国際エグゼクティブコーチ/企業研修講師のヴィランティ牧野祝子氏が登壇。記事では、世界10ヶ国で20年以上会社員をしてきた牧野氏が、幸せな人生を送るための時間の使い方についてお伝えします。 前回の記事はこちら 自分の中のモヤモヤを言語化してアウトプットする ヴィランティ牧野祝子氏:ここからは、みなさまのアウトプットの時間にしたいと思います。チャットに書いていただいても、1人で考えていただいても大丈夫です。みなさま、今何かモヤモヤがある方、いらっしゃいませんか。朝、パートナーと揉めてモヤモヤしたとか、お子さまに対してのモヤモヤでも、会社の中でもなんでもいいです。 「

    仕事を自分でやるか相手に任せるか、優先順位付けができるマトリクス タスクを抱え込んでしまう人が、幸せに働くための時間の使い方 
  • 働いてみないとわかりにくいIT業界の構造 SI系・プロダクト系それぞれで異なる“求められる能力”と“キャリアパス”

    働いてみないとわかりにくいIT業界の構造 SI系・プロダクト系それぞれで異なる“求められる能力”と“キャリアパス” 総工費4億円のラボから生中継!CTOが語る、これからのエンジニアに求められる技術 #1/3 ウイングアーク1st・CTO 島澤甲氏 島澤甲氏:みなさんこんにちは。私はウイングアークでCTOをしている、島澤と申します。このセッションでは、これから技術者を目指されているみなさんに対してなにかヒントになるようなものを伝えられたらいいかなと思っています。 (スライドを示して)まずウイングアークですが、私たちは、帳票やBIと呼ばれるところでトップシェアを占めています。今日は、「このセッションは会社の宣伝をしなくてもいいよね」という話をしたら「別にかまわん」ということだったので、会社の宣伝はもうしません。気になる方はちょっとホームページを見てもらえればと思います。業績などもありますが、順

    働いてみないとわかりにくいIT業界の構造 SI系・プロダクト系それぞれで異なる“求められる能力”と“キャリアパス”
  • “非同期な開発組織”におけるドキュメントの「強み」 時間の節約、深く理解できる、フィードバックを深く・平等にできる…

    Launchable, Inc.のソフトウェアエンジニアであるこんぼい氏は、ドキュメントを大事にしている理由と、具体的にどのようなドキュメントを運用しているのか、また、ドキュメント文化醸造のための取り組みについて紹介しました。全2回。 こんぼい氏の自己紹介 こんぼい氏:よろしくお願いします。「非同期な開発体制を支えるドキュメント文化」ということで発表します。 まず自己紹介をします。矢吹遼介と申します。Launchableという会社でソフトウェアエンジニアをやっています。インターネット上ではゴリラのアイコンで「Konboi」というIDでやっています。よろしくお願いします。 Launchableについて はじめにLaunchableについて軽く紹介させてください。USに社があって、Jenkinsの作者の川口さん(川口耕介氏)がSun(Sun Microsystems)の時の同僚のHarpre

    “非同期な開発組織”におけるドキュメントの「強み」 時間の節約、深く理解できる、フィードバックを深く・平等にできる…
  • 「エンジニアが事業を創る」ために必要な会社の構造とは イオンネクストCTOが語る“手段”と“目的”

    「買い物を変える。毎日を変える。」 樽石将人氏:これを踏まえて、「エンジニアが事業を創る」というところ。(スライドを示して)イオンネクストの組織はこういうふうになっているので、これがどういうことなのかを今日は紹介したいなと思います。 結局イオンネクストのエンジニアとは何なのかは、これまでの説明でもなんとなく見えてきているのかなと思うのですが、エンジニアはデジタルの細部を熟知しています。 例えばパソコンの電源スイッチを押したらなぜログイン画面が出てくるのかとか、Googleで検索キーワードを入力したらなぜ目の前に検索結果が出てくるのかとか、そういった裏側の仕組みをみんな極めて熟知しています。 そういうデジタルにすごく精通した人たちが、オーナーシップを持って価値を創っていきます。価値というのはお客さまへの価値そのものを創り出していきます。 イオンネクストにはこういうエンジニアがたくさん揃ってい

    「エンジニアが事業を創る」ために必要な会社の構造とは イオンネクストCTOが語る“手段”と“目的”
  • 「説明サイトとリファレンスサイトの両立を目指したい」 「とほほのWWW入門」管理者・杜甫々氏が執筆時に気をつけていること

    「とほほのWWW入門」管理人の杜甫々氏が、これまでの経歴と、「とほほのWWW入門」執筆時に気を付けていること、自身の趣味について話しました。全2回。前回はこちらから。 今まで勉強してきた言語 杜甫々:今日はYAPCPerl(のイベント)なので、プログラミングに関してのことをちょっとしゃべります。 (スライドを示して)今までこんな言語の勉強だけしてきました。よく使う言語はC言語が最初で、C++、そこから掲示板を作っていた頃はPerl。そこからPHPに移って、今はPythonJavaScriptが多いですかね。あとはたまにAWKをまだ使っています。 Perlの好きなところ、今後サポートしてほしいところ (スライドを切り替えて)えっとー…。謝ります(笑)。 (会場拍手) ずいぶん昔にPerl入門を書いたんですが、ほったらかしになっていて。今回このお話をいただきまして「それじゃあ、やはりいかん

    「説明サイトとリファレンスサイトの両立を目指したい」 「とほほのWWW入門」管理者・杜甫々氏が執筆時に気をつけていること
  • コスト削減は「そこに関わる誰かがやる」だけでいいのか? 経営にも響くからこそ“お祭りムードで総力戦”を

    コスト削減は「そこに関わる誰かがやる」だけでいいのか? 経営にも響くからこそ“お祭りムードで総力戦”を 100社のコスト診断から見えてきた、コスト削減の王道とケモノ道 #1/3 株式会社DELTAについて 丹哲郎氏:よろしくお願いします。株式会社DELTAの丹と申します。私からは「100社のコスト診断から見えてきた、コスト削減の王道とケモノ道」というタイトルで話せればなと思います。よろしくお願いします。 まず自己紹介で「株式会社DELTAって何なの?」と、誰も知らないと思うので、イチから説明していこうと思います。(スライドを示して)株式会社DELTAはここに書いてあるとおり、「CTOとそのエンジニア組織のためのテクニカル・プロフェッショナルです」と名乗っています。 僕らは基的にはCTOの方をターゲットに、技術的な負債の解消や、はたまた人材紹介など、そういったいろいろなお悩みを解決すること

    コスト削減は「そこに関わる誰かがやる」だけでいいのか? 経営にも響くからこそ“お祭りムードで総力戦”を
  • ToDoリストを作っても動けない、締め切り直前に急いで対処… 時間管理における課題と、忙しくて“後回しになりがちなこと”

    効果的に時間管理を行うには? 篠田真貴子氏(以下、篠田):私の課題はさておき、例えば1週間の中で日にちを割っていくとか、1日の中での時間の使い方もあるし、そもそも時間をどのユニットでとらえて、どうチャンク分けすると自分は心地良いのかって、けっこう人によって違うと思うんですよ。 倉貫義人氏(以下、倉貫):わかるわかる。違いますね。 篠田:お二人はどうなのかなって、今日は聞いてみたいなと思いました。 倉貫:最近はやれてないんですが、僕はストレングスファインダーで言う「達成欲」を持ってるので、朝に1日の予定を自分で立てるんですよ。1時間ごとに「こういうことやる」と書いて、それを達成できたらその日は気持ち良く寝れるというのをやっていて。 でも、そうするとすごくがんばらなきゃいけないので、最近はちょっと体力も落ちてきて(笑)。「そんなにがんばれなくなったな」というところがあって、そこまでやらなくなっ

    ToDoリストを作っても動けない、締め切り直前に急いで対処… 時間管理における課題と、忙しくて“後回しになりがちなこと”
  • これからのプロジェクトマネジメントに大事なのは「結果にコミットしない」こと クリエイティブな仕事に求められる“アジャイル思考”

    不確実さが増す世界のプロジェクトマネジメントとはとういうものか 倉貫義人氏:そんな不確実さが増す世界のプロジェクトマネジメントはどういうものなのか。(スライドを示して)プロジェクトがうまくいかない(理由)というのは、このあたりを見てもらうと胃が痛くなりそうな言葉がいっぱい書いてあると思います。想定よりコストがかかるとか、作ったものを直せないとか。 (スライドを示して)これに対してどうすればいいかというと、「こうすればうまくいくのかな?」と考えがちですよね。「遅いからプレッシャーをかけようか」とか「少し遅れているので人を増やそうかな」とか「一気に作ったほうがいいんじゃないの?」とか「属人性を排除しましょう」とかと言いがちですよね。 これらはけっこう言いがちですが、全部失敗するやつです。これを全部やってみたら困ったことにプロジェクトが大変なことになるので、ぜひやってみたらいいと思います。 (会

    これからのプロジェクトマネジメントに大事なのは「結果にコミットしない」こと クリエイティブな仕事に求められる“アジャイル思考”
  • 1人2回まで、絶対に希望勤務地で働けるカゴメの人事制度 社員自らキャリアを選び取るための「働き方のオプション」の必要性

    絶対に希望勤務地にいける、カゴメの「地域カード」 倉重公太朗氏(以下、倉重):次の話ともつながるので、この「これからの理想の働き方」をお出ししていいですか。 有沢正人氏(以下、有沢):理想の働き方は、先ほどからお話ししているように、「働き方のオプション」を自分で持つということです。例えばどの時間で働くか、どの地域で働くか、どういうキャリアを歩むか。 自分の価値観で決まるというのが私の考え方で、うちは「地域カード」というのがあります。例えば奥さんと旦那さんが両方とも東京で働いてらっしゃって、お子さんがやっと待機児童から保育園に入ったと。 「私は東京から動きたくありません」という地域カードを出すと、原則として3年間は絶対に東京地域に居させなきゃいけないんですよ。 それで逆に、例えば旦那さんは別の会社にいて、奥さんはうちの会社で働いていて、旦那さんが大阪に異動になりましたと。子どもが小さいから、

    1人2回まで、絶対に希望勤務地で働けるカゴメの人事制度 社員自らキャリアを選び取るための「働き方のオプション」の必要性
  • どう考えてもC評価の部下に、Bをつける上司の心のうち カゴメ・有沢正人氏が行った、公正に差をつけるための評価制度

    イベントでは、人事・労務担当者がおさえておくべき2024年の法改正の概要とその裏側を読み解いていきました。カゴメ株式会社 常務執行役員/カゴメアクシス株式会社 代表取締役社長 兼 経営管理部長の有沢正人氏とKKM法律事務所代表の倉重公太朗氏が登壇し、法改正の裏側や今後の人事課題について議論が交わされました。記事では、カゴメで実施されているジョブ型雇用についてお話しされた内容をお届けします。 カゴメ・有沢正人氏が語る、雇用や働き方の変化 倉重公太朗氏(以下、倉重):ではここからは対談コーナーということで、カゴメの有沢さんに来ていただいております。(有沢さんは)大人気ですけど。 有沢正人氏(以下、有沢):いやいや。 倉重:自己紹介をお願いしてもいいでしょうか。 有沢:よろしくお願いします。私は今のカゴメが4社目で、もともとは銀行員でした。銀行では公的資金をいただき国有化されまして、みなさん

    どう考えてもC評価の部下に、Bをつける上司の心のうち カゴメ・有沢正人氏が行った、公正に差をつけるための評価制度
  • 「覚悟を決めたPMは経営者感覚を持っている」 “ROI”と“機会コスト”の両面から考える、プロダクトの利益

    自分が価値があると思うなにかをリリースしただけで満足していませんか? 曽根原春樹氏:次が4点目の経営者感覚です。すみません、全部は聞けていないのですが、先ほど及川さん(及川卓也氏)と吉羽さん(吉羽龍太郎氏)の話の中で、途中お金の話が出てきていたみたいで、やはり、キレッキレなPMたちを見ていると経営者感覚がすごいんですよね。 そういう人たちがやがて、スタートアップのCEOになったり、VCになったり、今度は他の企業のファイナンスを助ける感じで育っていったりと、人材が巡るエコシステムができている感覚が、シリコンバレーだとあるんですね。 もう少し話をしていきます。1個目ですが、自分の会社が何で収益をあげているのか、なぜ収益をあげることができるのか、みなさんはきちんと説明できますか? 当たり前じゃんと思う人もいるかもしれません。いいんです。当たり前だったら、たぶんその方はきちんと理解されていると思う

    「覚悟を決めたPMは経営者感覚を持っている」 “ROI”と“機会コスト”の両面から考える、プロダクトの利益
  • AWS活用の自由度を上げる「Lambda」を「Rust」で活用 メモリの使用量を抑えつつ、プログラムの作成も簡単に

    AWS活用の自由度を上げる「Lambda」を「Rust」で活用 メモリの使用量を抑えつつ、プログラムの作成も簡単に RustAWS で活用しよう! 原氏の自己紹介 原旅人氏:じゃあ始めます。私、株式会社ログラスでクラウドエンジニアというタイトルでやっている、原と申します。このたびは、このようなところに呼んでいただきありがとうございます。 今日は、「RustAWSで活用しよう!」と。「AWS」って、実は「Lambda」の話なんですが、こういったことで話をしようと思います。 自己紹介は先ほどしていただいたので、ほぼ省略です。(スライドを示して)実は松さん(松健太郎氏)と私はここに書いてある検索エンジンの会社で一緒に働いていて、私がRustをやるきっかけを作ってくれたのも、実は司会者の松さんです。 株式会社ログラスについて 今はログラスという会社にいて、クラウドエンジニアという名前

    AWS活用の自由度を上げる「Lambda」を「Rust」で活用 メモリの使用量を抑えつつ、プログラムの作成も簡単に