国際放送一新、行方は2009年2月14日 印刷 ソーシャルブックマーク 打ち合わせをする国際放送のキャスターとスタッフ=倉田貴志撮影 ■NHK 国内でも視聴・1時間おきに英語ニュース NHKが、外国人向けの国際放送を2月に一新した。インターネット経由で、国内でも一部の番組が見られるようになったほか、24時間・毎正時の英語ニュースが始まった。国際放送は、政府の「要請事項」を放送するNHKに、国の交付金が渡る仕組みで、「日本の広報担当」の側面もある。この節目に、番組のいくつかをのぞいてみると――。併せて、今後の課題をチェックした。 ■国が交付金、「表現の自由」との関係課題 NHKは、外国人向け英語国際放送に毎週約40本の番組を持つ。「imagine―nation」(想像の国)は、アニメ・漫画・ゲームの人気ランキングや、最新文化を紹介。最近は「乙女系」の女性向けオタク文化を追った。美青年同士のキ