下記のページで私は棋譜と著作権に関する話題について書いてきました。現在、将棋に関して書く時間をとることは難しい状況ですが、これに関しては少しずつながら継続的に調べています。 棋譜と著作権にまつわるMEMORANDUM 棋譜の扱いに関するトピックス 上記ページにはアクセスできないことがときどきあるようなので、その場合は下記をご覧下さい。同内容です。 棋譜と著作権にまつわるMEMORANDUM 棋譜の扱いに関するトピックス 私自身の理解が不足していることもあってわかりにくい書き方になっています。書いていた当時は、こんなことを書いても読んでくれる人がどれだけいるのかと思っていましたが、その後、参照されることがそれなりにあることがわかってきたので、ここで手短に私の意見をまとめておこうかと思います。その上で、私が最近知った項目について記しておきます。 棋譜と著作権に関する現状および私見 囲碁や将棋の
41で専門の先生に送ったメールに返信頂きました。 しかも、知財法の権威である中山信弘先生の門下生である、田村善之先生からです。 まず、私の質問メール ———————— 初めまして。突然のメール失礼致します。 私、○○と申します。(○○は私の本名やら仕事やら) 現在SNSサービス(ソーシャルネットワークサービス)である「mixi」にて、 将棋ファンの間で「将棋の棋譜は著作物に該当するかどうか。」というテーマで議論がされています。 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=42061148&comm_id=596 ※もし、先生がmixiのアカウントをお持ちでしたら、ご確認ください。 また、世間では以下のような議論がなされているようです。 http://tinyurl.com/c5fcm5 専門家でないと結論が出せないだろう、あるいは、専門家の間でも意見が分かれているはずだ。
シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/04/24メディア: 単行本購入: 95人 クリック: 1,178回この商品を含むブログ (162件) を見る今週末から書店店頭に並ぶ拙著「シリコンバレーから将棋を観る」ですが、「将棋を世界に広める会」の理事の方のブログから、こんなトラックバック 日本国内では(将棋を知らない人にも)将棋に興味を持ってもらうのに、大いに意味があるでしょう。竜王戦のウェブ観戦記もとても興味深い内容でした。将棋を世界に広める観点からどれくらい効果があるかわかりませんが。あ、この本が英訳されれば大きな意味があるかもしれませんね。 をいただきました。たしかにこの日本語の本が日本で出版されるだけでは「世界に広める」との接点はありません。しかし、世界で将棋を指す人は桁違いに増えてきているとのこともあり、僕自
知識としての情報は、実際にそれを使ってみたり、あるいは思考実験をしてみることによってより明確化される。今、僕は著作権の勉強をやっているのだけれど、これについてもいくつか個別具体的に考えてみると、それが明確化されると思う。つまり、著作権に関する知識をベースにした「実験」である。今、たまたま「将棋の棋譜」という実験材料を某所で与えられたので、これについて考えてみる。参考書としては以前このブログで取り上げた「著作権法」を利用する。以後、「著作権法」と記述した場合には全て同書を指すものとして解釈して欲しい。 将棋の棋譜の著作権については随分と昔から議論が続いている。おおよその結論は「棋譜には著作権はない」というものに収束しているのだが、実際には裁判所が判断を下したわけではないので、「かなりの確率で棋譜に著作権はない」というところである。にも関わらず、日本の社会の一部では棋譜にあたかも著作権が存在す
NHKはこのほど、インターネット上におけるコンテンツ不正流通への対抗策として、フィンガープリント技術を用いた新たなコンテンツ保護技術を開発した。22日からのNHK放送技術研究所「技研公開」で展示している。 フィンガープリントとは、コンテンツに短い符号を埋め込むことで「誰に販売したのか」という情報を特定する著作権保護技術。いわゆる「電子透かし」の一種として高い特定性能を持つ。 しかし、近年の不正動画アップロードにおいては、複数ユーザーが結託して符号を改ざんし、特定不能にする「フィンガープリント破り」が登場。こうした不正ユーザー側の対抗策に耐性を持つ技術研究が求められていた。 新たなコンテンツ保護技術は、フィンガープリント符号が改ざんされた場合でも、符号上から不正ユーザーを追跡、特定できるというもの。研究実験上の成果では「100万人のユーザーに対し、不正なユーザを99.9999%の確率で特定で
日本最古にして最大級の芸能事務所、吉本興業。ジャニーズ事務所と並び、「地上波放送で所属タレントを見かけない日はない」とまで言われるコンテンツの源泉であり、また、近年ではCS系放送局「ヨシモトファンダンゴTV」を運営、自らコンテンツ制作から発信まで携わるなど、コンテンツホルダーとしての範囲を広めている。 放送サービスの優位性を理解し、効果的なプロモーションとして活用する一方、ネット配信にも積極的な姿勢を見せる。2007年8月にはYouTube日本語版の国内パートナーとして名乗りをあげ、同年11月末からはニコニコ動画内に「よしよし動画」を立ち上げた。 地上波放送局にとっては番組制作に欠かせない有力権利者でありながら、その地上放送局が敬遠しているようにも映るコンテンツのネット配信にも意欲を見せる。ただ、コンテンツのネット配信は著作権問題や通信業界および放送業界の構造的問題など、多数の問題点が指摘
YouTubeが火付け役となり、米国でもDVDがヒットした「涼宮ハルヒの憂鬱」、「ニコニコ動画」で人気を集め、台湾や韓国にも人気が広がっている「らき☆すた」――それぞれ、角川グループが手がけてきた作品だ。 「YouTubeは今や、世界の映像の共通言語」――「電撃」ブランドを擁するメディアワークスの設立者で、角川グループホールディングスの角川歴彦会長は言う。「YouTubeには確かに、角川の作品を含め、著作権をクリアしていない動画がたくさん上がっている。日本の権利者はすぐに訴えてやめさせようとするが、日本の起業マインドを萎縮させるだけ。日本の競争力強化にもつながらない」 角川会長は新技術や著作権に明るく、文化庁文化審議会著作権分科会の委員も務める。12月6日、早稲田大学知的財産本部が主催した「知的財産セミナー」で「“著作権” 実効性確立への熱い思い -ネット社会のデジタルコンテンツ-」と題し
Progress Against the Law: Fan Distribution, Copyright, and the Explosive Growth of Japanese Animation ショーン・レナード, Massachusetts Institute of Technology <http://web.mit.edu/seantek/www/> 翻訳:山形浩生 <https://cruel.org> 原著2004年4月29日、翻訳期間2004年8月10-29日- Ver.1.1 © 2003, 2004 by Sean Leonard and 山形浩生 本作品はクリエイティブコモンズ の Attribution-NonCommercial-ShareAlike ライセンスを採用している。 pdf 版は https://cruel.org/other/animeprog
「Perfume(パフューム)」にハマっている。映画ではない。もちろん香水でもない。9月に発売したシングル「ポリリズム」が自身初のベスト10入り,11月に東京・恵比寿で行ったライブは超満員と,今まさに上昇気流に乗り始めた広島出身,3人組の女の子アイドル・グループの話である(Perfumeの公式サイト)。 いい歳してアイドルはどうよ,と我ながら思いつつ,週末などに居間のテレビでDVDを何度も飽きずに見ていたら,4歳の息子と3歳の娘まですっかりファンになってしまった。気がつくと「エゥレークトォワー♪」などと鼻歌を歌っており,「まーた変なモノ見せてー(怒)」と家人の余計な不興を買う始末。とはいえ,実は私がPerfumeを知ったのはほんの2週間前だ。筋金入りでも何でもなく,恥ずかしながらにわか中のにわかである。2週間前にインターネットの掲示板で紹介されていたYouTube動画へのリンクをふとクリッ
KeyHoleTV パソコンでテレビが見れたらいいな、と思ったことはありませんか?実際にパソコンでテレビを見るためにはテレビチューナーが必要となります。しかし、パソコンにテレビチューナーが付いていないものも存在しますね。今回紹介するソフトはそういったパソコンにぴったりなソフトです。なんとテレビチューナーがなくても日本のテレビ番組が視聴可能な方法があるのです。それはKeyHoleTVというP2Pソフトを使う方法です。 KeyHoleTV(キーホールテレビ)は、総務省の「次世代P2P型コンテンツ流通高度化技術に関する研究開発」によって開発されたP2Pテレビを受信する為のアプリケーションです。P2Pネットワーク技術を利用してリアルタイムでテレビを見ることができます。もちろん無料です。視聴可能なチャンネルは日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京など様々番組を見ることができます
先週のアクセス上位も、ニコニコ動画関連が占めた。トップは、ニコニコ動画で“活躍”した「初音ミク」の妹分の詳細が発表された、という記事。名前は「鏡音(かがみね)リン」だ。 バストアップのイラストと全身ラフ画しか発表されていないが、それを参考にリンのイラストを描く人が続出。ミクが持っているネギの代わりに何を持たせるべきか――といった議論も、ネット上で盛り上がっている。 ところで最近ネットでは、著作権に関する話題が盛り上がっている。先週末も、実演家団体らがJEITAの録音録画補償金に関する考え方に対して公開質問状を提出するなど、さまざまな権利者団体や、業界団体、ユーザーがそれぞれの立場を表明してきている。 ユーザーの立場に立ってみると、何でもフリーであるほうがありがたい。だが、全部フリーになった結果、フリーライドが横行して著作者にお金が回らなくなり、創作が枯れてしまってはユーザーとしても困る。
利用規約(大和証券杯ネット将棋公式ホームページ) 大和証券杯ネット将棋の会員登録のときに承諾が必要なクラブ大和証券杯規約とは別に、大和証券杯ネット将棋公式ホームページでは「利用規約」なるものが存在しています。会員規約とは別に利用規約を設ける意味もよくわからないというのはともかくとして、目立たないところにあるので読んでいない方が多いと思いますし、そういう状態では有効とはいいにくいように思うのですけども、その内容には今までなかったようなものが含まれています。 第5条 コンテンツの取り扱い 本サイト上のコンテンツ(棋譜、文章、画像、情報もしくはソフトウェア等を含みます)(以下、本コンテンツといいます)は、すべて連盟あるいはスポンサーの著作物です。 利用者が、本利用規約に違反し、本コンテンツを改変、複製、頒布、送信、表示、実行、出版、使用許諾、移転、譲渡することおよび派生的な著作物を作成することは
ゼミ(四年)で使用しているテキスト。 「法に抗っての進歩:アメリカにおける日本アニメの爆発的成長とファン流通、著作権」(ショーン・レナード著、山形浩生訳)。山形さん、多謝。 http://cruel.org/other/animeprogress.html 『ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命』(ローラド・ケルツ、ランダムハウス講談社) 全編にわたって日本のアニメのアメリカ普及史が経済的な情報とともに記述されている。ちょうど上の論文や、より私的な歴史である『オタクinUSA』(これもゼミでは参考文献指定)と相互補完関係にある。全部は諸事情でやらないけれども。 ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命 作者: ローランド・ケルツ,永田医出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2007/05/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 101回この
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く