PICK UP 阪神 日本一 38年ぶり2回目 日本シリーズMVPは近本【第7戦】 プロ野球、日本シリーズの第7戦が、5日夜、大阪市の京セラドーム大阪で行われ、阪神がオリックスに7対1で勝って対戦成績を4勝3敗とし、1985年以来となる38年ぶり2回目の日本一に輝きました。また日本シリーズのMVP=最高殊勲選手には阪神の近本光司選手が選ばれました。 ニュース/野球
【ロンドン=木村正人】スペインの主要都市では11日、広場に大型スクリーンが設置され、悲願の初優勝に市民が大歓声を上げた。経済危機で失業率が20%に達し、財政不安におびえるスペインだが、歴史に残る快挙に国民は力づけられたようだ。 バルセロナのスペイン広場に数万人が詰めかけ、カタルーニャ旗より多くのスペイン国旗が打ち振られた。バルセロナでスペイン国旗の方が目立つのは異例のことだという。 東部カタルーニャ自治州の州都バルセロナはスペイン内戦後、フランコ総統の専制に苦しめられた。このため、代表チームの半分を占めるバルセロナ出身の選手は今でも試合前の国歌斉唱を拒否している。 英紙ガーディアン(電子版)によると、市民の一部は「スペインを代表してではなく、カタルーニャのためにプレーしてほしい」と複雑な感情をのぞかせた。スペイン代表では、決勝点をあげたイニエスタや中盤の中核シャビ、DFの中心プジョル
ザンブロッタがイタリア代表のW杯敗退について、率直な気持ちを語った 【Photo:Maurizio Borsari/アフロ】 イタリア代表のDFジャンルカ・ザンブロッタは6月29日、地中海に浮かぶスペインのフォルメンテラ島にいた。イビサ島の南に位置し、美しいビーチが広がるリゾート地だ。ワールドカップ(W杯)・南アフリカ大会はまだ、ラウンド16が行われているところである。だが、前回大会の覇者イタリアは、パラグアイ、スロバキア、ニュージーランドと同居したグループリーグで2分け1敗の最下位となり、屈辱の中で早々に大会から姿を消していた。 守護神ジャンルイジ・ブッフォンがヘルニア痛で第2戦以降はベンチからチームを見守らざるを得なかったこと、司令塔のアンドレア・ピルロの負傷からの回復が遅れたこと……。“アズーリ”(イタリア代表の愛称)に打撃を与えた要因はいくつかあった。だが、今大会は3試合すべてで
いつもしたたかで激しく、ときにはズルい。少々の力の差ならはね返す、勝負強いアルゼンチンなら、過去に何度も見たことがある。 だが、これほどまで無残に打ち砕かれたアルゼンチンというのは、正直記憶にない。アルゼンチンにとっては、前回大会に続くドイツとの準々決勝。絶好の雪辱の舞台なるはずだった試合は、こっぴどい返り討ちに遭うという結果に終わった。 開始早々の3分に許したミュラーの先制ゴールに始まり、試合は終始ドイツペースだった。全員が効果的なフリーランを行い、チーム全体でパスをつなぐ意識が高いドイツに対し、アルゼンチンの攻撃はブツ切りで、メッシやテベスのドリブルが目立つばかり。無闇に遠目から放つミドルシュートが、むしろ手詰まりになっていることを印象づけた。 完全に崩し切れずに強引に打つシュートは、コースを消しに来るDFに当たるか、GKの正面へ飛ぶかのどちらか。あわや、という場面はほとんど作れないま
「いまこそ'94年の復讐を」と記されたプラカードを持ったファンをスタンドで見た。 その90分後、オランダは 16年前と同じ準々決勝でブラジルを下し、くだんのファンの望みを叶えた。ベスト4入りは12年ぶりのことだ。 オランダといえばエンターテインメント性の高い攻撃的なサッカーをするというイメージがある。近いところでは'08年のユーロ。ベスト8で終わったものの、スペイン、ロシアと並んで大会中最も面白い試合を見せてくれたのはオランダだった。イタリアに3-0、フランスには4-1で勝っている。 それなのに、今回はちょっと違う。 グループステージ最初のデンマーク戦からずっと、オランダのサッカーには面白みが感じられないのだ。 試合は支配しているが、伝統とは異なる守備的サッカー。 前の選手が連動しない。 だからボールを持っても鮮やかな連係がない。意外性もない。 ノックアウトラウンド1回戦のスロバキア戦後、
南米勢すべてと中米のメキシコがグループリーグを突破した一方で、前回のファイナリストであるイタリア、フランスが敗退。優勝候補と言われていたスペイン、イングランドも序盤はいまひとつの出来だった。 明暗を分けたフットボール2大大陸だが、その要因の1つはボールではないかと考えている。公式球ジャブラニは軽くて、速く飛ぶらしいが、予想以上に扱いにくいようだ。高地での試合という条件も相まって、“飛びすぎる”ボールに欧州勢は苦労しているように見えた。サイドチェンジがタッチラインを越えてしまう、FKが思ったように落ちない、ミドルシュートがふき上がる……。 欧州勢のゲームはロングパスで守備の薄い地域へボールを送り込んだり、長めのクロスボールで空中戦を挑んでいくなど、ロングパスの使用頻度は南米勢よりも多い。長いボールを組み立ての軸にしているので、ボールの影響はより大きかった。ボリビアやエクアドルなどの試合で
イタリア代表の主将ファビオ・カンナバーロは、グループリーグ最下位で敗退を喫したワールドカップを振り返り、苦しい胸の内を明かした。 「このような形で大会を去るなんて、涙が止まらなかった。昨晩はこれまでの人生の中で最悪の夜だった。チャンピオンとして臨んだ大会でグループリーグ最下位に終わってしまった。イタリアがこんな敗れ方をするなんて、誰も想像していなかった」 カンナバーロは一方で、イタリアサッカー界の現状に警告を発した。 「イタリアサッカー界は将来に目を向けなければならない。なぜなら、今のままのやり方を続けていては、次のW杯優勝まであと25年はかかるだろうからね。僕らは『今のイタリアは僕らの年代に続く選手が育っていない』という事実を認識することから始める必要がある。良い選手は確かにいるが、世界の一流レベルにはない。代表の失敗はクラブチームの失敗とも原因がある。事実、チャンピオンズリーグを
南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で屈辱のグループリーグ敗退に終わったイタリア。『ガゼッタ』電子版の試合記事には、多くのサポーターが怒りと落胆を爆発させている。特に標的となったのは、マルチェッロ・リッピ監督だ。以下、サポーターのコメントを紹介する。 「このチームにはうんざりだった。ユヴェントスの選手によるディフェンス陣は、リーグ戦で最も失点していた守備の一つだ。(アルベルト・)ジラルディーノにこだわって2試合をムダにし、(ファビオ・)クアリアレッラをベンチに置いた。(マウロ・)カモラネージには嫌気が差すし、(アントニオ・)カッサーノと(マリオ・)バロテッリは呼ばれなかった。リッピは2006年の勝利に酔いしれていろ。若手と(チェーザレ・)プランデッリにチャンスを」 「リッピはスキャンダラスだ。オレはずっと、ヤツがイタリアサッカー史上最も過大評価されている監督だと思ってきた。W杯の3試合でリッ
イタリアがスロバキアに屈辱的な敗戦を喫した4時間半後に、日本の念願だった海外でのワールドカップ決勝トーナメント進出が決定した。ミラノに住んで両国を応援する者にとっては少し複雑な心境だ。しかし、知り合いのイタリア人たちに対して、このような結果になったことで、少しは大きな顔ができることも事実である。 といっても、まだカルチョ好きのイタリア人から日本が決勝トーナメントに勝ち進んだことに対する祝福は受けていない。これはイタリアでのテレビ放映の事情が関係しているようだ。ペイTVの契約をしていれば、日本戦を含む全試合をテレビ観戦できるのだが、今大会のグループリーグでの日本戦3試合の放映は、地上波のテレビ局では行われていなかったので、ほとんどのイタリア人が日本の試合を見ていない。 まあ、大会前の日本の評判を思うと、こちらの地上波で放映されないことも分からないではない。イタリアがグループF、日本がグル
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