中国人投資家ヨンホン・リー(中央)による買収が成立、“チャイナ”ミランが誕生した 【Getty Images】 キリスト教の重要な行事である復活祭を翌日に控えた4月15日(現地時間)に行われた“ミラノダービー”は、インテルが2点を挙げてリードしたものの、ミランが後半アディショナルタイムの劇的なゴールで同点に追い付くというスリリングな展開の末、2−2の引き分けに終わった。 この試合のキックオフは昼の12時半。ダービーのようなビッグマッチは通常、20時45分からのナイトゲーム枠に組まれるものだ。にもかかわらず、このランチタイム枠に回ったのは、中国ではこの時間帯が午後6時半という絶好のゴールデンタイムにあたるから。昨夏、南京市に本拠を置く蘇寧電器グループに買収されたインテルに続いて、このわずか2日前(4月13日)にはミランも中国人投資家ヨンホン・リーによる買収が成立。両チームが中国資本となって初