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ブックマーク / www.publickey1.jp (218)

  • JavaScriptは業務アプリの開発言語として有力な存在になる

    この記事は、日経SYSTEMS 8月号に掲載された連載「新野淳一の技術インパクト」第5回のオリジナル原稿をPublickey掲載用に編集したものです。Publickeyでは日経SYSTEMS編集部との合意を得て、雑誌発行から一定期間後に記事をPublickeyに掲載しています。 JavaScriptは1995年の登場から何年にもわたって、Webページにちょっとした動きを与えるための簡易なプログラミング言語とみなされてきた。しかしいまやJavaScriptはモバイル向けアプリケーションの開発、業務アプリケーションのフロントエンド開発、そして大規模なWebアプリケーションのサーバサイドプログラミングなど、あらゆる分野での活用が始まりつつある。最も注目を集め、急速に適用分野を広げて進化しているプログラミング言語だ。 業務システム開発の視点で見れば、今後の開発言語としてJavaScriptが有力候

    JavaScriptは業務アプリの開発言語として有力な存在になる
  • グーグル、ブラウザからすぐに試せるJavaScriptベンチマークテスト「Octane」を公開

    Webブラウザは、スプレッドシートやワープロのような複雑なJavaScriptアプリケーションや、地図のような複雑なグラフィックの表示など、さまざまな動作を高速で実行することが求められるようになりました。 グーグルはこうした複雑になってきたWebブラウザとその上で走るJavaScriptの実行速度を計測するための新しいベンチマークツール「Octane」を公開しました。ソースコードはオープンソースとなっています。 Octaneは複数の目的別ベンチマークを集めた統合ベンチマークのようなものです。これまでのV8ベンチマークに加えて、ClosureやjQueryのような一般的なJavaScriptライブラリをいかに高速に実行できるかを計る「CodeLoad」や、ゲームを高速に実行できるかを計るためにゲームボーイエミュレータを基にした「GB Emulator」、2次元の物理エンジンや3次元の物理エン

    グーグル、ブラウザからすぐに試せるJavaScriptベンチマークテスト「Octane」を公開
  • JavaScriptのメモリリークを発見してくれるツール「Leak Finder」をグーグルが公開

    ガベージコレクションの機能を備えるJavaScriptのような言語で開発されたアプリケーションでは、基的にメモリリークは生じないはずですが、それでも回収されないメモリ領域がどんどん増えていくというメモリリーク的な状況は起こりえます。 leak-finder-for-javascript - Tool for finding memory leaks in JavaScript programs. - Google Project Hosting メモリリークは最終的にはそのソフトウェアの動作を遅くしたり不安定にしますが、短期的には問題なく動作しているように見え、単純なテストでは症状が表れにくいため、発見は難しいものです。 グーグルはこうしたJavaScriptのメモリリークを検出してくれるツール「Leak Finder」を公開したことを、ブログ「Leak Finder: a new to

    JavaScriptのメモリリークを発見してくれるツール「Leak Finder」をグーグルが公開
  • JavaScript MVC座談会。遅くならない? それぞれの特徴は? サーバとの通信は?(前編)

    JavaScriptでの大規模アプリケーション開発を支援する「JavaScript MVCフレームワーク」がいくつも登場し、注目され始めています。7月11日に開催された「第31回 HTML5とか勉強会」では、このJavaScript MVCフレームワークがテーマとなり、主なフレームワークの紹介と座談会が行われました。 それぞれのフレームワークがどんな特徴を持ち、何に向いているのか。非常に勉強になる内容でしたので、この記事では座談会の内容を紹介したいと思います。 座談会に登壇したのは以下の方々です。 Backbone.js 清水大輔氏(NHN Japan) Spine 村田賢一郎氏(Acroquest Technology) Ember.js 斉藤祐也氏(サイバーエージェントAngularJS 北村英志氏(グーグル) 司会はPublickey新野が務めました。 JavaScript MV

    JavaScript MVC座談会。遅くならない? それぞれの特徴は? サーバとの通信は?(前編)
  • PR:夏のデブサミ、テーマは「ソーシャルエンタープライズ」。なぜこのテーマなのか?

    「デブサミ」の愛称で毎年2月に行われてきた翔泳社主催のイベント「デベロッパーズサミット」が、今年は7月にも開催されることになりました。夏に行われるデベロッパーズサミット、通称「夏サミ」だそうです。 夏サミのテーマは「ソーシャルエンタープライズ」。ソーシャルメディアはIT業界の中で盛り上がっている分野のひとつですが、それをエンタープライズという文脈で考えたとき、デベロッパーにはどういう役割がそこにあるのでしょうか? ソーシャルエンタープライズをテーマにした意味、そしてデベロッパーとの関わりについて、主催の翔泳社から岩切晃子氏、コンテンツ委員長の及川喜之氏、コンテンツ委員の 鈴木雄介氏らに集まってもらい、話を聞きました。聞き手はPublickey 新野淳一。 ソーシャルエンタープライズとは 岩切 今回、はじめて夏にデブサミをやります。しかも10年目の区切りのあとのはじめてのデブサミでもあります

    PR:夏のデブサミ、テーマは「ソーシャルエンタープライズ」。なぜこのテーマなのか?
  • Google、メガネ型のウェアラブルコンピュータをスカイダイビングの生中継で披露。カメラ、マイク、ディスプレイなどを搭載。Google I/O 2012

    Google、メガネ型のウェアラブルコンピュータをスカイダイビングの生中継で披露。カメラ、マイク、ディスプレイなどを搭載。Google I/O 2012 Google I/O 2012が開幕しました。初日の基調講演では、Nexus Qという新型デバイスの発表というサプライズがありましたが、それを越えるサプライズが最後に待っていました。 それは、会場上空からのスカイダイビングを、Googleが開発したメガネ型新デバイスで生中継するというもの。 (記事は「高速化したAndroid 4.1、タブレットのNexus 7、そして家庭用新デバイスNexus Qが登場。Google I/O 2012」の後編です) 上空からGoogle I/O会場へダイビング! 基調講演に突然割り込んで登場してきたGoogle創立者のひとり、サーゲイ・ブリン氏。変なメガネをかけている。「このグラスユニットを見せに来たん

    Google、メガネ型のウェアラブルコンピュータをスカイダイビングの生中継で披露。カメラ、マイク、ディスプレイなどを搭載。Google I/O 2012
  • アプリケーションデベロッパーは、デスクトップ中心のデザインからモバイル中心のデザインへと切り替えるべきだ。ガートナー

    アプリケーションデベロッパーは、デスクトップ中心のデザインからモバイル中心のデザインへと切り替えるべきだ。ガートナー 対応すべきことには3つの項目があり、1つ目は、B2B、B2E、B2Cのチャネルで急速に高まるモバイル対応への要求に応えること。2つ目は、アプリケーションデベロッパーは、デスクトップ中心からモバイル中心へと切り替えること、そして3つ目は、2015年までにリソースをモバイル広告へと振り分けることを挙げています。 それぞれの概略は以下のようになっています。 業務アプリケーションもモバイル対応すべし 1つ目は、業務アプリケーションのモバイル対応について。 IT organizations must rapidly evolve mobile applications and interfaces to meet sharp increases in demand across B2

    アプリケーションデベロッパーは、デスクトップ中心のデザインからモバイル中心のデザインへと切り替えるべきだ。ガートナー
  • 「Windows Phone 8」はWindows 8とOSコアを共通化、IE10も共通化、ネイティブAPIも共通化し、コードの移植もスーパーイージー

    Windows Phone 8」はWindows 8とOSコアを共通化、IE10も共通化、ネイティブAPIも共通化し、コードの移植もスーパーイージー マイクロソフトは6月21日(日時間)、スマートフォン向けOSの次のバージョンとなるWindows Phone 8を発表しました。 最大の特徴は、OSコアをはじめ可能な限りWindows 8と内部の共通化をはかった点です。ドライバやコードの移植性が、Windows 8とWindows Phone 8のあいだで劇的に高まったとのこと。 またWindows Phone 8にはInternet Explorer 10も搭載。これもHTMLレンダリングやJavaScriptエンジンのコアを共通化したことで、機能も性能も向上。PCとスマートフォンで同じレンダリングになることで、Webデベロッパーの開発も容易になると説明しました。 発表のハイライトを紹

    「Windows Phone 8」はWindows 8とOSコアを共通化、IE10も共通化、ネイティブAPIも共通化し、コードの移植もスーパーイージー
  • JavaScript MVCフレームワークはすでに十種類以上、その比較や最新情報などのまとめ

    グーグルが開発したJavaScript MVCフレームワーク「AngularJS」を紹介した1つ前の記事の反応が予想以上に大きく、1日たたずにブックマークが500以上もつきました。 記事では、AngularJS以外にもすでにたくさん存在するJavaScript MVCフレームワークに関する情報をまとめて紹介したいと思います。 JavaScript MVCフレームワークの比較記事 既存のJavaScript MVCフレームワークを比較した記事が「The Top 10 Javascript MVC Frameworks Reviewed」です。Top10と書いてありますが、12種類のフレームワークの比較です。これは公開当時は10種類だったものが、その後11種類になり、今回のAngularJSの公開で12種類になったためです。 上記のような比較表を載せた上で、12種類すべての利点と欠点を説明し

    JavaScript MVCフレームワークはすでに十種類以上、その比較や最新情報などのまとめ
  • グーグル製のJavaScript MVCフレームワーク「AngularJS」、正式版が公開 − Publickey

    グーグルは、JavaScriptでMVCアーキテクチャのアプリケーション開発をする際に便利な機能を備えたライブラリ「AngularJS 1.0」のリリースをブログで発表しました。 MVCアーキテクチャとは、ソフトウェアがデータモデル(Model)の部分とユーザーインターフェイスの部分(View)、そしてビューとモデルのあいだで制御する部分(Controller)に分離された構造のことを指します。 これらが分離されているとプログラムの見通しがよくなり変更にも対応しやすく、テストも容易になるため、何種類ものユーザーインターフェイスと複雑なロジックなどから構成される大規模なアプリケーションではMVCアーキテクチャの採用が望ましいものと考えられています。 しかしWebアプリケーションをMVCアーキテクチャで実現しようとすると、ビューの役割を果たすHTMLのコードの中に、どうしても複雑なJavaSc

    グーグル製のJavaScript MVCフレームワーク「AngularJS」、正式版が公開 − Publickey
  • Twitterがページ表示時間を5分の1に高速化。どのようなテクニックを使ったのか?

    Twitterフロントエンドのアーキテクチャを見直し、Webページの読み込み速度を改善したことをブログで明らかにしています。 新しいアーキテクチャでは、これまでWebブラウザ上でJavaScriptの処理によって行ってきたWebページのレンダリングを見直し、サーバ側でレンダリング済みのHTMLページを送信し表示することにしています。これによってWebページの読み込みから最初のツイートの表示までの時間が大幅に短縮されることになりました。 When we shipped #NewTwitter in September 2010, we built it around a web application architecture that pushed all of the UI rendering and logic to JavaScript running on our users’

    Twitterがページ表示時間を5分の1に高速化。どのようなテクニックを使ったのか?
  • 独SAP、クラウド戦略として4分野へ注力、コミットメントを明らかに。クラウド版NetWeaverも発表。Sapphire 2012

    独SAP、クラウド戦略として4分野へ注力、コミットメントを明らかに。クラウド版NetWeaverも発表。Sapphire 2012 業務アプリケーション最大手の独SAPは、日時間の昨日から同社最大の年次イベントSapphireをフロリダで開催中です。 同社はこの数年で業務アプリケーションの専業ベンダから、ビジネスオブジェクトなどの買収によるビジネスアナリティクス分野の拡大、インメモリデータベースのHANAの開発、サイベースの買収などを通してデータベースとモバイル分野の拡大、そして今年のSuccessFactorsの買収などによりクラウド分野を拡大し、多角的なソリューションを展開する企業へと変わってきました。 今年のSapphireは、こうした拡大路線を新戦略としてどのようにまとめあげていくのか、そしてこれまで格参入を明言してこなかったクラウドにどう対応していくのかが注目されていました。

    独SAP、クラウド戦略として4分野へ注力、コミットメントを明らかに。クラウド版NetWeaverも発表。Sapphire 2012
  • インメモリデータベースは将来のデータベースアーキテクチャの中心だ、とSAP

    サイベースを買収し、ついにデータベース市場への格参入を宣言したSAP。しかし同社のデータベース戦略の中心に据える製品は、長年データベース市場を戦ってきたサイベース製品ではなく、同社が新たに開発したインメモリデータベースのHANAです。 同社のロードマップによると、今後サイベースはHANAにプラグインする形でHANAに統合されていくことになっています。 なぜSAPがHANAをデータベース戦略の中心と考えているのか、それは同社が、インメモリデータベースこそ将来のデータベースアーキテクチャの中心になると考えているためです。 同社のCTO ビシャル・シッカ(Vishal Sikka)氏は、5月3日付けの同社のブログに「The SAP HANA Effect」というタイトルで、インメモリデータベースの革新性について主張しています。ちょうどその日語訳が、SAPジャパンのブログ(最近始まったようです

    インメモリデータベースは将来のデータベースアーキテクチャの中心だ、とSAP
  • クラウドの登場は日本のSIerをどう変えていくか?(後編) Cloud Days 2012

    クラウドが単なる流行ではなく、物のITの潮流であることが明確に認識されるようになり、企業向けの業務システム基盤としても真剣に検討されるようになってきました。 そうした中で、クラウドは日SIerをどう変えていくのか? どう変わらなければならないのかをテーマにしたパネルディスカッション「クラウドがもたらすSIの変革」が、2月28日に都内で開催された日経BP主催のイベント「Cloud Days Tokyo 2012」で行われました。 パネリストは3人。クラウドに積極的に取り組む大手SIerとして、電通国際情報サービス クラウド事業推進センター エバンジェリスト 渥美俊英氏、クラウドを中心に多くの案件を手がけるアイレット cloudpack事業部 エバンジェリスト 後藤和貴氏、そしてクラウド専業のSIerとしてサーバーワークス 代表取締役 大石良氏。モデレータは私、新野が行いました。 ディス

    クラウドの登場は日本のSIerをどう変えていくか?(後編) Cloud Days 2012
  • クラウドの登場は日本のSIerをどう変えていくか?(前編) Cloud Days 2012

    クラウドが単なる流行ではなく、物のITの潮流であることが明確に認識されるようになり、企業向けの業務システム基盤としても真剣に検討されるようになってきました。 そうした中で、クラウドは日SIerをどう変えていくのか? どう変わらなければならないのかをテーマにしたパネルディスカッション「クラウドがもたらすSIの変革」が、2月28日に都内で開催された日経BP主催のイベント「Cloud Days Tokyo 2012」で行われました。 パネリストは3人。クラウドに積極的に取り組む大手SIerとして、電通国際情報サービス クラウド事業推進センター エバンジェリスト 渥美俊英氏、クラウドを中心に多くの案件を手がけるアイレット cloudpack事業部 エバンジェリスト 後藤和貴氏、そしてクラウド専業のSIerとしてサーバーワークス 代表取締役 大石良氏。モデレータは私、新野が行いました。 ディス

    クラウドの登場は日本のSIerをどう変えていくか?(前編) Cloud Days 2012
  • 「クラウドアーキテクティング原則」。クラウドデザインパターンの背後にある、システム設計の原則とは

    Amazon Web Serviceのエバンジェリスト 玉川憲氏は、先週開催されたイベント「JAWS Summit 2012」の「AWSクラウドデザインパターン」(略称CDP)を紹介するセッションで、「シナリオに沿ってデザインを適用していく、ということを考えていく中で大事な原則に気がついた」と話しています。 その大事な原則をまとめたものが「クラウドアーキテクティング原則」です。 玉川氏はセッションの中でそれぞれの原則について口頭で説明しています。ここではその内容をまとめてみました。 できるだけ既存のサービスを利用する 例えばAmazon S3というクラウドストレージのサービス。これは耐久性が高くて便利なオブジェクトストレージなので、Amazon EC2を使って似たような機能を実装するよりもS3を使った方がいい。キューイングも、Amazon SQSというサービスがあるので、自分で実装するより

    「クラウドアーキテクティング原則」。クラウドデザインパターンの背後にある、システム設計の原則とは
  • 「クラウドデザインパターン」をAmazonが公開。システム冗長化、突発的トラフィック対応、動的コンテンツ処理など45種類

    Amazonクラウドを使ったシステム設計の際に直面する典型的な問題に対して、解決策を分かりやすく分類、解説した「AWSクラウドデザインパターン」(略称CDP)が公開されました。Facebookページも開設されています。 作成したのはAmazonのスタッフやサードパーティのエンジニアら。 CDPのWebサイトはWikiで作られているため、誰でも新たなデザインパターンなどを追加可能。現在45種類のパターンが登録されており「あと3つ加えると“CDP48”と言えるようになるので、ぜひ追加してください」(玉川氏。JAWS Summit 2012でCDPの公開について説明した際に)と、呼びかけています。 45種類のパターンが9のカテゴリに分類 それぞれのパターンには、名前、解決したい課題、クラウドでの解決方法、実装方法、解説図、メリットと注意点、関連パターン情報などが含まれています。 例えば、サーバの

    「クラウドデザインパターン」をAmazonが公開。システム冗長化、突発的トラフィック対応、動的コンテンツ処理など45種類
  • Amazon CTOに聞く、NoSQLデータベース「DynamoDB」がクラウドに何をもたらすのか?

    Amazon Web Serviceが提供する、SSD上に構築された高速でスケーラブルなNoSQLデータベース「Amazon DynamoDB」が、東京データセンターでも利用可能になりました。 DynamoDBは、単にNoSQLの持つ高いスケーラビリティを提供するだけではなく、一貫性の制御が可能で、必要なスループット性能も自由に設定できるなど、従来のNoSQLとは一線を画す高性能を、メンテナンスなどの管理の手間をまったく必要とせずに提供するサービスです(関連記事「Amazonクラウド、SSD上の新NoSQLデータベース「DynamoDB」を公開。性能をダイナミックに上げ下げ可能」)。 このDynamoDBの開発経緯や技術について、Amazonのバイスプレジデント兼最高技術責任者(CTO) ヴァーナー・ボーゲルズ(Werner Vogels)氏に、テレビ会議を通じてインタビューを行いました。

    Amazon CTOに聞く、NoSQLデータベース「DynamoDB」がクラウドに何をもたらすのか?
  • DevOpsとはどんなもので、何が議論されているのか(後編)

    開発と運用の対立を越え、ビジネスのために協力し合う。「DevOps」ムーブメントをテーマにしたイベントが2月24日に都内で行われました。 IT業界がパッケージソフトウェアからオンラインサービスへと転換しつつある中で、優れたサービスを迅速に実現する重要なキーワードとしてDevOpsは注目されはじめています。 この記事では、日でDevOpsの普及に努めている森川裕和氏(@nxhack)の講演をダイジェストで紹介しましょう。 (この記事は「DevOpsとはどんなもので、何が議論されているのか(前編)」の続きです。 クラウドで、インフラにもアジャイルが入ってきた デベロッパーには、2001年からの十何年かのアジャイル開発の議論やノウハウがあります。では運用にはアジャイルな運用のノウハウはあるの? インフラというのは固いところがあって、どうしようもないところがあります。例えば、新しい機能を追加する

    DevOpsとはどんなもので、何が議論されているのか(後編)
  • DevOpsとはどんなもので、何が議論されているのか(前編)

    開発と運用の対立を越え、ビジネスのために協力し合う。「DevOps」ムーブメントをテーマにしたイベントが2月24日に都内で行われました。 IT業界がパッケージソフトウェアからオンラインサービスへと転換しつつある中で、優れたサービスを迅速に実現する重要なキーワードとしてDevOpsは注目されはじめています。 この記事では、日でDevOpsの普及に努めている森川裕和氏(@nxhack)の講演をダイジェストで紹介しましょう。 眠れない管理者の悩みは世界共通 会場で、自分が運用の人は?(3割くらい)。では開発の人は?(8割くらい)。ではビジネスマンの人は?(2~3人)でも、これは全員のはずですよね。 これが今日のプレゼンの原点になります。 私はWebの運用やネットワークのBGPの運用までやっていたことがある、いわゆる「眠れないシステム管理者」でした。で、システムがスケールしないよね、とか、やっぱ

    DevOpsとはどんなもので、何が議論されているのか(前編)