世田谷区立東玉川小学校は、平成19年度から大型テレビ、実物投影機、デジタル教科書を全教室に導入し、平成24年度からは「世田谷区教育ビジョン推進研究開発校(教育の情報化)」として、ICTを使った授業改善に取り組んできた。昨年9月には、91台のタブレットPCを導入し、1人1台、グループに1台等の環境で実証研究を行っている。同校の新村出校長に、これまでの成果やICT、タブレットPCの活用法について語っていただいた。実践校ならではの現場の声をお届けしよう。
「UTプロジェクト」は、内田洋行教育総合研究所と玉川大学教職大学院による共同研究プロジェクト。2009年度の活動開始以来、普通教室におけるICT環境や、ICTを活用した授業方法、教員用コンテンツなどについての調査・研究・開発を行っている。2014年2月14日、本プロジェクトの2013年度成果報告会が、東京都中央区の内田洋行新川本社で開催された。1人1台情報端末の導入・運用時の参考となる情報が満載の、報告会の模様をお伝えする。 開会にあたり、UTプロジェクトの共同研究者である玉川大学教職大学院・教授の堀田龍也氏 から、本プロジェクトによる研究の概観が説明された。 2009~2011年度の第1期は、「普通教室でのICT環境」をテーマに調査研究を実施。2012年度にスタートした第2期の3年間では「普通教室での1人1台情報端末環境」をテーマに掲げ、1人1台情報端末環境のあり方や、情報端末による学習
持久走について書きます。 以前も一度、持久走について書きました。 今回は、少し内容を詳しく書きたいと思います。 持久走は、体育の中で、子ども達が嫌がるものの中でトップです。 もしかしたら、小学校で行われるものの中で最も子どもに嫌がられているものかもしれません。 そんな持久走ですが、やり方によっては、大きな学びがあります。 持久走だけでないのですが、「嫌々」取り組んでいる学習からは、学びが少ないです。 自ら取り組んでいる学習からは、多くの学びがあります。 私は、自ら取り組んでいる学習は嫌々取り組んでいる学習の10倍効果が高いと子ども達に日々話しています。 だから、持久走も子ども達が、嫌々ではなく、ある程度意欲を持って取り組ませたいと思っています。 そんな中で行っているのが「ミニ駅伝」です。 ポイントの1つ目は「距離」です。 「ミニ駅伝」は、リレーを少し長めにした感じのものです。 リレーでは、
もうすぐ2学期が終わり,冬休みですね。その前に,3学期制の学校はあゆみの作成の時期 です。「楽しみながら学習し,力をつける」ということを大事にしています。それを「楽習」 と呼んでいます。これについては,つれづれ日誌2012年10月15日に,詳しく記載しました。 今回は,「楽習」プリントの紹介です。 ちょっと一息つきながら,読んでいただけるお話です。今号も,よろしくお願いいたします。 ロールプレイングゲームを生かす まだ教師という世界に飛び込んだばかりの頃,あることがきっかけで,パソコンが欲しく なりました。それは,Windows95パソコンが発売されるよりも前のことです。 「RPGツクール Dante98」(株式会社エンターブレイン)というロールプレイングゲームを 作るソフトが欲しくなったのです。今では,かなり進化されたものが販売されています。 どうしてこのソフトが欲しかったか。それは,学
わたしが,研究のテーマとしている「楽書き」・「楽習」。どちらの言葉も,古くから使われている言葉だ。 どちらも,調べた限りでは,わたしが子どもの頃から存在する言葉である。 当たり前の話だが,現役教師が作り出した言葉ではない。 どちらの言葉も,Amazonや楽天ブックス,Yahoo!ショッピングなどの通販サイトで検索すればよく分かる。 たくさんの著書が出てくるからだ。 会ったことも話したこともない先輩たちが作り出したこの言葉…。 どこまで意志を継いでいるかははなはだ疑問だが,わたしの研究テーマ,信条,こだわりなどから,大切にしたい言葉だ。 空気を吸うように,当たり前のように,楽に書く,それが「楽書き」 「空気を吸うように書く」 これは,教師になった初めての勤務校で,先輩の学級通信で見つけた言葉だった。 直感的に,このような感覚で自分の思いを書き綴れる子どもたちに育てたいと思った。 そして手にし
平田オリザ コミュニケーション教育を語る。 演劇はどの子にも居場所を作り、意欲や自信を持たせる効力があります。 平田オリザ氏は劇作家であり、文部科学省コミュニケーション教育推進会議の座長として活躍されています。演劇の表現手法を通してコミュニケーション能力の育成に取り組む平田氏に、演劇の持つ力がなぜ有効なのか、学校現場で活用されている具体的な事例や実践方法なども含めて伺いました。 学びの場.com近年、「子どもたちにコミュニケーション能力が不足しているのではないか」という議論があります。 平田オリザ私は、今の子どもたちが、昔の子どもたちと比べてコミュニケーション能力が下がっているとは思いません。ただ、少子化や地域社会の変化があり、コミュニケーション教育について学校で取り組まざるを得なくなった。その認識が、まずは必要だと思います。 皆さんも記憶にあるのではないでしょうか。そもそもコミュニケーシ
北海道特別支援ICT活用PJ主催の研修会と見学会に参加してきました。 8/7の研修会(詳しい要項はこちら北海道特別支援ICT活用PJ)では、タブレットを活用した実証的研究について概要を知ることができました。ここでは、これまでの教材活用の観点からandroid端末を活用した実践について知ることができました。確かに学校現場では、これまでPowerPointを活用した教材、さらにフラッシュを活用した教材が数多く作られ、指導に用いられてきました。それらをタブレットにメリットを生かしながらさらによい教材にしていこうとする観点には共感しました。Android端末に関しては、個人的にボタン類が多く、私が担当しているお子さんたちのことを考えると誤操作が多く起こるかもしれないなとイメージしながらお話を聞かせていただきました。 早稲田の前野先生からは「タブレットとテクノロジーの展望」ということで今までの経緯と
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