9月2日 開始 価格:月額300円 株式会社ジャストシステムは、日本語入力システム「ATOK for Windows」を月額300円で使用できる「ATOK定額サービス」を9月2日に開始する。 同社のサイトからダウンロードした「試用版」に、ライセンスキーを入力することで、製品版として使用できるサービス。月額課金とすることで、初期投資額を抑え、初めて使うATOKを使う層の取り込みを目的とする。 使用契約期間中にATOK本体がバージョンアップした場合は、その旨の告知が表示され、無償でバージョンアップできる。また、新機能のプログラムや辞書/辞典の追加など、この定額サービス限定のコンテンツも提供される予定。 申し込みの受付は、同社直販サイト「Just MyShop」のみで、月額使用料の支払いはクレジットカードのみとなる。解約の申し込みがあるまでは契約は自動更新される。 なお、パッケージ版として、1年
Bluetoothと聞くと、話題ばかりで、実物を見たこともないという方も少なくないと思う。PDAやノートPC、携帯電話に搭載されていることもあるが、接続する機器がないので使ったこともないという人も多いだろう。 いろいろと言われてきたBluetoothだが、機材をそろえて使ってみると、これが意外に便利。それはワイヤレスであることに尽きる。携帯用音楽プレーヤーを使っていて、ヘッドフォンケーブルがこんがらがってイヤになったことはないだろうか? 携帯電話を使って通信するときにケーブルを忘れて困ったことはないだろうか? そんなイライラをBluetoothは解決してくれる。 今回はこのBluetoothについてもう一度基本からレポートしてみよう。 ●Bluetoothは誤解されている? Bluetoothとは何なのか? それは「ケーブルリプレースメント」である。つまり、有線のケーブルを無線化する技術で
●メモリの価格低下が止まらない メモリ価格の下落が止まらない。1GBのPC2-6400(DDR2-800)メモリモジュールの価格は、1年前には1万円以上していたのに、ついに2,000円を切ってしまった。1GB DIMMは最も数量の出る品種であるため、最も割安なわけだが、以前は高価だった2GB DIMMの価格も半年前の4分の1、5,000円を切る水準まで到達している。これらの価格はいわゆるノーブランド品の最安値価格だが、これに引きずられるようにブランド品メモリやメモリメーカー純正品の価格も下がり続けている。 筆者も先週末、チップはエルピーダ製だという触れ込みの代理店(恵安)ブランドの2GB DIMMと、Micron子会社のCrucialの1GB DIMMを購入したが、前者が1万円を切り、後者は5,000円を切る価格だった。激安ノーブランドメモリに比べれば高いが、安心料も込みということで、十分
環境をWindows Vistaへ移行させて半月ほどが経過した。直接的なハードウェアのトラブルはほとんどないが、Windowsがぽろぽろとエラーを吐くのは止まらない。もっとも頻度が高いのは、Intel Desktop Utilityのバックエンド(AWService)、HPのネットワークデバイスサポート(ネットワーク経由でOffice Jet Pro 7500を接続しているため)、Windows Driver Foundationのユーザーモードドライバフレームワークのホストプロセス、といったあたりだ。 これらが関連したエラーなのかどうかは分からないが、どうもスリープに入るタイミング、抜けるタイミングで生じているエラーが少なくないようだ。特に最後のホストプロセスは、スリープから回復すると、DEP(データ実行保護)により殺されたというエラーがたいてい出ている。そういえばWindows XPで
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ 任天堂 岩田聡社長インタビュー(1) マンマシンインターフェイスを直感的にすることがカギ ついに新プラットフォームWiiを発売した任天堂。Wiiは、従来のゲーム機の進化法則から外れることで、これまでゲームをプレイしなかった新ユーザーの開拓を狙う。その下地となっているのは、ニンテンドーDSでの成功。任天堂の岩田聡氏(代表取締役社長)に、同社の戦略とその背景について伺った。 ●半導体の法則から外れるためにビジョンを打ち出す 【Q】 あなたのスピーチを、2005年から連続で聞いて来ました。GDC(Game Developers Conference)、E3(Electronic Entertainment Expo)、東京ゲームショウ(TGS)、それから今年(2006年)9月のWii Previewイベント。 【岩田氏】 フルコースでずっと見ていただいてい
“たかだか音楽再生”と思うかもしれないが、実はSACD再生は汎用プロセッサにとって、非常に負荷の大きな処理なのだという。「SACDはDSDデータを圧縮した、DSTというデータで保存されています。ところが、DSTは圧縮率を高めるため、1/75秒ごとに複数の異なる圧縮方式が採用可能で、パラメータももちろん可変。まずはパケットがどのように圧縮しているかを判別し、圧縮方式の切り替え時に適切な処理を行なわなければなりません。この組み合わせが膨大で、処理負荷も高いため、Cellをもってしても最初は遅く、実時間の6倍もデコード時間がかかったんです(村田氏)」 石塚氏はSACDの仕様を何度も読み返しながら、最初の2カ月でリアルタイム処理にまで高速化を行なった。そして勘所を押さえた上で、その遅いソースコードを捨ててしまったのである。スクラッチから書き直すためだ。 ●ソニー社内のオーディオノウハウをかき集め
Windowsの最後のsは複数形を意味する。表示される複数のウィンドウは、タイルからオーバーラップへと進化し、現在のスタイルに落ち着いてからは、かなり長い時間が経過している。そこにちょっとしたトレンドの変化が起こった。それが、タブインターフェイスの登場だ。 ●タブが見せることができるのは1つのペインだけ IE7のβ2が公開された。目玉機能の1つがタブへの対応だ、Ctrlキーを押しながらリンクをクリックすると、バックグラウンドのタブでそのリンクが開く。MSNツールバーが提供していたタブ機能では、フォアグラウンドのタブで開いていたので、正反対の振る舞いをするが、検索結果の中からめぼしいものを拾っていくような場合には、こちらの方が使いやすいと思う。(もちろん、従来通り、もう1つブラウザを起動することもできる)。 さて、このタブというUIだが、Windowsの設定ダイアログボックスではおなじみのも
●強気の価格戦略は何を意味するのか PLAYSTATION 3(PS3)はHDDを標準搭載し、20GB HDD版が日本では59,800円(税別、税込では62,790円)、米国では499ドルで登場する。E3(Electronic Entertainment Expo)でソニー・コンピュータ・エンタテインメント(SCEI)は、PS3の価格やHDD搭載などを明らかにした。据え置きゲーム機(ゲームコンソール)としては、挑戦的な価格とHDD標準搭載は、何を意味するのか。 発表されたPLAYSTATION 3の発売日と価格。日本では11月11日、20GB HDD搭載モデルで62,790円。北米/欧州に先行して発売される 答えは非常にシンプルだ。PS3はゲームコンソールではなく、エンターテイメントコンピュータとなり、オンライン経由のコンテンツなどの受け皿となり、“ある程度”オープンなプログラミング環境と
ウェブのユーザーインターフェイスは、シングルクリックの文化であるといってもいいだろう。ページ内に設定されたオブジェクトをクリックするだけで、リンク先が開くというのはとてもわかりやすく、誰が接してもとまどうことはない。 ●苦手なダブルクリック マウス操作の中で、もっともハードルが高いのがダブルクリックだ。慣れないうちは、ダブルクリックしたつもりでも、ダブルクリックにならず、パソコンが期待通りにいうことをきいてくれない。 ダブルクリック操作は、同じ位置で2度クリックするという行為が必要だが、最初のクリックと次のクリックの間にマウスを動かしてしまったり、マウスを動かさなくても、最初のクリックと次のクリックの間が開きすぎるといったことが原因で、ダブルクリックにならないことが多い。レジストリを変更すれば動かなかったことにできるドット数を指定できるし、コントロールパネルからは、ダブルクリックの速度も変
ある記者が「Viiv(ヴィーブ)とは、結局、何なんでしょうか」と質問すると、インテル日本法人のある本部長は「チッチキチーです」と応じたという。筆者は残念なことに、その質疑応答の場にはいなかったのだが、インテルの広報担当者はこの答えにかなり驚いたようだが、質問した記者も同じように驚いていた。その記者に同氏は「つまり、意味なんてありません」と続けた。 しかし、この受け答え。実に本質を突いている。筆者もまた、Viivはチッチキチーだと思うからだ。しかし“全く意味がない”わけではない。大木こだま氏が生み出し、流行語の1つにもなっている本家“チッチキチー”と同程度の“効果”はあると思うからだ。 ●PCで見る映像 「本田さん、PCでTV番組って見ますか」と、この1週間で4回も訊かれた。比較的、PCではTVを見ない方だが、これは見たい映像の種類と関係がある。だから、いちがいに“PCでTV”と言われても、
●ConroeはCoreブランドで登場 Intelの次世代デスクトップCPU「Conroe(コンロー)」は、最高2.66GHzで2006年第3四半期に登場し、Coreブランドで、E6000番台のプロセッサナンバがつけられる。また、Pentium/Coreブランドのデュアルコア転換をスピードアップし、2006年の第4四半期には70%をデュアルコアに持って行く。現行アーキテクチャの65nm版デュアルコアのPentium D(Presler:プレスラ)をConroeの露払い的に普及させる。 一方、チップセットではIntel 96x系(Broadwater:ブロードウォータ)のリリースを第3四半期に遅らせ、Conroeの投入と同期させる。デジタルホームプラットフォーム「Viiv(East Folk:イーストフォーク)」も、Conroe/Intel 965と同期してバージョン1.5/1.6に引き上げ
Intelが吉本興業の子会社であるベルロックメディアに出資し、デジタルホーム向けのコンテンツ配信を行なうことは、6月に発表された。Intelと吉本興業、一見するとシリコンベンダというお堅い会社と“こてこて”のお笑いの会社という2つの会社の協業は奇異に見えるが、デジタルホームを実現したいIntelと、そこにコンテンツを配信したい吉本興業、という観点で見ると利害関係は一致している。 さて、そのベルロックメディアは8月の終わり頃から、新しいコンテンツの配信を行なっている。それが、お笑いグループ“ガレッジセール”による新しいショートムービーだ。内容の方はビデオを見ていただくとして、技術的にはこのショートムービー、ちょっと要注目なのだ。というのも、解像度が1,280×768ドット、ビットレートが6Mbpsと高解像度・高ビットレートになっているほか、オーディオがWMA(Windows Media Au
2006 International CESが終わり、すでに2週間近くが経過しようとしている。PC WatchでもIntel Core Duoの話題を中心にレポートが多数掲載された。LenovoのThinkPadシリーズ大幅モデルチェンジなどが製品レベルでの大きな話題だった。その翌週にはAppleがMacBook Proを発表、今後も引き続いてIntel Core Duoを搭載した新モデルの発表が相次ぐ予定となっている。 もっともかつて隆盛を極めた当時のCOMDEX以上の規模へと成長したCESは、とても1人ですべての分野をカバーできるものではない。デジタル家電周辺の取材を担当していた筆者は、ことごとくIntel関係のインタビューやイベントに出席できなかった。 その代わりに拾ってきたのが、次世代光ディスクのPCにおけるビデオ再生の可否に関する話だ。Intel Core Duo、あるいはその先
このところ全世界的に株高傾向にあるが、その中においてもひときわ健闘している会社がある。それはAMDだ。 図はこの1年の同社の株価の値動きだが、2005年5月に底をつけた後、ほとんど一本調子に近い形で株価を上げ続けている。現時点におけるAMDの株価(32ドル台半ば)は、ライバルであり1株あたり利益でAMDを大きく上回るIntelの株価を7ドルほど上回る水準にまで達している。グラフをよく見ると、つい最近ちょっと下げているが、これはその前の週に5%ほど上がったことの反動とも言うべきものと考えられる。同社株が下げ局面に入ったと見る向きは少ないようだ。 こうした強気の基盤となっているのが、現在の同社製マイクロプロセッサ(Opteron、Athlon 64)の高い競争力であることは間違いない。それを背景に、さまざまなことが言われる。 中でもとびきりポピュラーなものが、世界最大のシェアを持つPCベンダで
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