ブックマーク / best1000.pico2culture.jp (18)

  • 第126回「うな鐵(大塚)/うなぎのタレ玉子かけご飯」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    今日はうなぎです。 うなぎ、大変なごちそうですよね。 謎の多い生態ゆえ、稚魚であるシラスウナギの漁獲量によって毎年値段が大きく左右される材ですが、近年は基的に高騰傾向。 今や我々庶民にとっては、最もおいそれと手を出せない高級材のひとつとなってしまいました。 王道の頂き方はやはり「うな重」でしょう。 ふっくらと香ばしく焼き上がった蒲焼きの下に、タレの染み込んだ熱い白飯。 サクッと箸を入れて四角くすくいとり、一気に口へ運ぶ時の幸せは、他に代わるものがありませんよね。 そんなうなぎと酒の最もオーソドックスな楽しみ方というと、まず鰻屋へ行き、うな重と肝焼き、瓶ビールあたりを頼んでおく。 蒲焼きは焼き上がりに時間がかかるので、先にやってくるお新香をつまみながら、ビールで喉を潤す。 ビールを飲み干したらばお酒を一合ほど注文。 しばらくすると肝焼きが先に焼き上がってくるので、これと酒でのんびり待つ

    tanabata
    tanabata 2015/10/15
  • 第127回「まいど(上井草)/焼鳥」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    そういえば以前、「今、西武新宿線が熱い! しばらくの間定期的に西武新宿線沿線の居酒屋を紹介していきます!」などと意気込んで、田無の「だるまさん」、武蔵関の「丸忠」、中井の「錦山」などについて書いたんですが、しばらくそのことを忘れてしまってました。 まぁいっか、あんまりルールなんか決めすぎても自分が苦しくなるだけだし、ゆるく続けていけば。 というわけで今回は、約半年ぶりの西武新宿線シリーズです! 舞台は「上井草」。 あんまり派手さのない西武新宿線において、とりわけ地味な印象のある駅。 実際駅前に飲店はそんなに多くないんですが、あるにはあって、最近その中の一軒「まいど」さんが好きすぎて、ものすごい頻度で通ってしまってるんですよね。 上井草駅南口改札を出るとすぐ目の前。 大また歩きなら5歩で着いてしまう。 普段この駅を利用されてる方は、毎日仕事帰りにここに吸い込まれそうになる誘惑と戦わなければ

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    tanabata 2015/10/15
  • 第128回「鳥勝(立石)/煮込豚足」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    今回の舞台は、この連載では初となる「立石」です。 立石といえば、関東の酒好きなら名前を聞いただけでソワソワしてしまう、いわば聖地。 安くてうまい大衆酒場の超名店が立ち並び、昼から飲める店も少なくない、酒飲みたちのディズニーランドなのです。 筆頭はやはり、もつ焼きの「宇ち多゛」でしょう。 メニューには「もつやき」としか表記されていないにも関わらず、「カシラ」「ハツ」「ガツ」「ナンコツ」「レバ」「シロ」「アブラ」「ツル」といった部位に、味付け、焼き方、お酢がいるかどうかなどを指定して頼む必要があるため、「ハツナマお酢!」「アブラ少ないとこミソよく焼きで!」などという呪文のような言葉が店内に飛び交っており、加えて希少な限定メニューもあったりするので、一見で入るにはそれは勇気のいる酒場です。 それゆえ、一部のファンの間では宇ち多゛へ行くことを“宇ち入り”なんて大げさに呼んだりもするのですが、思い切

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    tanabata 2015/10/15
  • 第129回「橋本屋(飯能)/正油ラーメン」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    酒仲間であるチミドロのスズキナオさんが、最近山で飲むビールにはまっているらしく、高尾山なんかに登って山頂にある茶屋で一杯やるのが最高だという話を聞かせてくれました。 さすが酒の申し子! なんなんだその最高に楽しそうな遊びは! と思った僕は、まずは身近で気軽に登れそうな山を探してみることに。 すると、よく使っている西武線沿線、飯能市の「天覧山」がそんなにハードな山ではないのを見つけ、山頂に茶屋はあるかな~なんて、登山が趣味の方のブログをあれこれ眺めていたんです。 結果天覧山には、以前はあったものの現在は茶屋はなく、残念に思っていたのですが、そんなブログの中のひとつに気になる情報を発見しました。 飯能での山登りを楽しまれたとある方の記事に「帰り道、駅に向かう途中、川沿いのお店で休憩しました」なんてサラッと1枚の写真が貼ってあったのですが、それが目を疑うほど素晴らしい光景なんです! お座敷のよう

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    tanabata 2015/10/15
  • 第116回「だるまさん(田無)/白モツ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    少し前、以前からファンだった、デイリーポータルZなどでお馴染みのライター、玉置豊さんと知り合わせて頂く機会がありました。 しかも、光栄にもそんな玉置さんと飲む機会を重ね、ありがたすぎることに、それが記事になったものが立て続けに2つ公開されました。 ・酒場立ち飲みバルバール|お店紹介ファイルNo.004 石神井公園の奇をてらわない焼き鳥屋 ゆたか ・しみったれた先輩におごられるツアー - デイリーポータルZ@nifty 前者は僕が大好きな地元の焼鳥屋「ゆたか」さんを紹介しつつ、そこで2人でケチくさい話を延々としたという記事。 後者は、お馴染みのチミドロ・スズキナオさん、そしてライターの大坪ケムタさんも加わって、とあるルールの元に、相当しみったれたハシゴ酒ツアーをしたという記事。 結局どちらもしみったれた内容なのですが、玉置さんの手腕によって読み応えのある素晴らしい記事に仕上がっていますので

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    tanabata 2015/01/22
  • 第117回「丸忠(武蔵関)/オムレツ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    前回の田無に続き、今回ご紹介したいのも西武新宿線にあるお店になっちゃいます。 意図したわけじゃないんですが、最近やたらと新宿線沿線で飲むことが多く、もしかしたらしばらくはこの沿線を徐々に新宿に向かってジリジリ上っていくようなシリーズになってしまうかもしれません。 まぁ未定ですけど。 で、今回の舞台は武蔵関です。 武蔵関駅の周辺で、毎年12月9、10日に行われる“関のボロ市”という行事がありまして、始まったのが江戸中期の1751年というからその歴史は相当なものです。 ボロ市、つまりは中古の日用品や雑貨なんかの露店が並ぶ蚤の市なんですが、同時に夜店もいっぱい出るので、まぁお祭りみたいな感覚で捉えている人も多いことでしょう。 こういう非日常感ってワクワクするもんで、同時にお会式が開かれている日蓮宗立寺を中心とした駅前一帯は、そりゃあもうすごい人出となります。 僕も実家がそう遠くなかったので、高

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    tanabata 2015/01/22
  • 第119回「錦山(中井)/あんこう鍋」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    前々回、「しばらくの間、西武新宿線をじわじわと新宿に向けて上っていくシリーズをやる!」とか言っておいて、うっかり次に見当違いの“雪が谷大塚”という駅を挟んでしまったんですが、また戻ります。 というか、あんまり同じ地域が連続しても縁のない方には退屈だろうし、適度に飛び飛びでやってこうと思います。 さて、田無、武蔵関と続いた西武新宿線シリーズですが、今回は“中井”。 中井は武蔵関の10駅先なんで、ちょっと一気に進みすぎですかね。 こないだ上井草で入ってみた店もよかったし、武蔵関にもまた素敵な店を知ってしまったし、今後、進んだと思ったらまた戻るみたいなことを繰り返しちゃうかもな~。 相変わらずの計画性のなさですみません…。 あらためて題へ。 先日、初めて中井という駅で飲みました。 きっかけは、親しくして頂いている大先輩ライター安田理央さんの、facebook上での「こないだ中井で飲んだけど最高

  • 第105回「松ちゃん(平井)/ かまのあら煮」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    先日チミドロのスズキナオさんから「○月○日、アルマンドさんと平井で飲むんで、よろしければご一緒にどうですか?」とお誘いを頂きました。 …平井?平井ってなんだっけ?駅?なんか聞いたことあるようなないような… 「行きます!」 というわけで調べてみると、やっぱり総武線の駅の名前で、亀戸と新小岩の間に挟まれておりました。 場所は江戸川区、下町エリアですね。 亀戸も新小岩も何度かは行ったり飲んだりしたことがあるので、相当無表情で通り過ぎてたんでしょう、平井。 平井っ子のみなさますみません。 さて当日、終業のチャイム(実際はそんなの鳴らない)とともに職場をまろび出た僕は、池袋からお茶の水を経由して平井へと一目散に向かいました。 東京23区内なら、いくら聞いたことがない駅とはいえど、どこに行くにも1時間もかからないもんです。 19時前には到着し、電車の中で連絡をもらっていた「今、松ちゃんって店で飲んでま

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    tanabata 2014/06/04
  • 第104回「谷中 鳥よし(千駄木)/あんこう鍋」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    えっと、まず初めにお断りしておかなければいけないことがあります。 今回の記事は主に、谷中「鳥よし」さんの“あんこう鍋”をご紹介する内容なんですが、実は今年のシーズン、4月で終了してしまいました。 ですから、記事を読んで、もし「今すぐいにいきてーっ!」と思われても、次のシーズンがやってくる10月まではべられないということです。 なんとも、生殺しのような記事を書いてしまいすみません…。 まぁ逆に考えると、鳥よしは、かなり前から予約を取らなければ入り辛いような、ものすごい有名店です。 でも今から虎視眈々と時期を狙い、あんこう鍋の予約が始まるや電話を入れれば、スムーズに入れるに違いありません。 そんなポジティブな考え方で、僕の浮かれっぷりにイライラすることなくお読み頂ければ幸いです。 では文へ。 今回ご紹介するのは、谷中の鳥よし。 TVや雑誌などでも紹介されることが多く、ご存知の方もたくさん

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    tanabata 2014/05/07
  • 第102回「三木松(東松原)/おでん」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    居酒屋における“お通し問題”って根深いものがありますよね。 「僕は(私は)はお通し不要派だ」という酒飲みの方、けっこう多いんじゃないでしょうか。 先日NHKで【居酒屋の「お通し」 学生達が分かりやすい表示の義務づけを東京都に要請】というニュースが流れたという記事をネットで見て、そんなことをふと思いました。 関連リンク:"お通し" 大学生たちが投げかけた疑問 そもそも“お通し”の語源は、店側が客を“店に通した”というところから来ているらしく、「これから接客が開始されますよ」という店、客、双方にとっての合図のようなものです。 また、関西では“つきだし”とも呼ばれるように、客がその日のメニューを吟味して注文し、それが届くまでの間に口にする、最初の一品でもあります。 席料、つまり“より良いサービスを提供するために客側が一律で支払う料金”に対する“サービス”として出している、という姿勢のお店もあると

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    tanabata 2014/03/17
  • 第100回「鍵屋(鴬谷)/たたみいわし」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    今から約4年前、かねてからの飲み友達であった、現「ピコピコカルチャージャパン」ウェブマスターのマナブ氏から「なんかおもしろいことやりたいんだけど、協力してくんない?」と言われ「別にいいっすよ~」などと気軽に返事をしたのが、この連載の始まりでした。 曰く、ちょっと変わった情報系のサイトを立ち上げたいので、内容は任せるから月に2回連載コラムを書いて欲しい、と。 「それくらいなら」と安請け合いしたわけですが、当時「今まで行き溜めた居酒屋への熱い想いをどこかに発表したい!」などと燃えていたわけではなく、やると返事したからには「もう無理です!」とか言わずに続けられる内容にしたいな、と思ったんですね。 そう考えると、元来の酒好きで、居酒屋にも週に一度二度以上は必ず行く自分、「一番無理がなさそうなのは行った居酒屋の記録かな~」なんて、軽い感じで始めたのを覚えています。 タイトルも、到底無理だろうっていう

  • 第99回「いづみや 日暮里店(日暮里)/肉豆腐」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    TVや雑誌、インターネットなんかで居酒屋の話題を目にすると、ついつい目をとめてしまいます。 居酒屋が大好きなもんで。 そういう中で、有名店ゆえに色んなところで紹介され、「いいなー行ってみたいなー」と思っていたお店があります。 大宮の「いづみや」さん。 地元に根付いた大衆堂兼酒場で、メニューも佇まいも素晴らしく、映像や写真から直に活気が伝わってくるようなんですよね。 営業開始が早いのが特徴の1つらしく、まだ日も高いうちから酒飲みたちが幸せそうに飲んでいるのも印象的。 ただ大宮は自分からすると県外ですし、なかなか近くに行く用事もなく、「いずれ必ず」なんて思いながらすごしてしまってたんです。 よろしくないですね。 ところで先日、仕事絡みで日暮里駅に降りる機会があったんですが、あれ?駅前に「いずみや」という店があるじゃないですか。 看板には“日暮里店”の文字。 もしやと思って調べてみたらやっぱり

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    tanabata 2014/01/31
  • 第86回「おふくろ(那覇)/おでん」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    さて、またまた沖縄に戻って参りました。 あ、と言ってもまた行って来たわけではなく、今年5月に行った沖縄旅行レポートの続きになります。 前回の記事でお伝えした通り、あまり沖縄ばかり続いてしまってもなんなんで、1回おきくらいに挟んでいこうと思って、今回ともう1回くらいかな?よろしくお付き合い下さい。 ちなみにこれまでの沖縄編を一度整理しておきましょう。 1回目の旅行(2012年11月) ・パリッコの沖縄レポートその1~入門編~「かいゆうてい/ソーキ炙り」 ・パリッコの沖縄レポートその2~市場と鮮魚編~「節子鮮魚店(那覇)/生ガキ」 ・パリッコの沖縄レポートその3~やんばるアグー編~「我那覇焼肉店(那覇)/山原豚ステーキ」 ・パリッコの沖縄レポートその4~ディープ沖縄の入り口編~「つかさ屋(那覇)/寿司」 2回目の旅行(2013年5月) ・パリッコの沖縄レポートその5~ついに発見!第二の実家編~

  • 第71回「節子鮮魚店(那覇)/生ガキ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    突然ですが宣言します。 この連載、基的に月2回更新ということでピコピコカルチャージャパンに掲載して頂いてるんですが、今回の沖縄編、全4回シリーズにして、しかも4週連続掲載を決行したいと思います。 というのも今年、ここまでトータルで2回休載してしまっており、ここで1度4週連続掲載をやると、回数的に辻褄が合うんですよね。 普段は何につけてもいい加減なんですが、そういうとこだけ妙にきっちりさせておきたい性格だったりするもんで。 というわけで今回を含めあと3回、毎週しつこく沖縄レポートを書いていこうと思いますので、何卒お付き合いのほどよろしくお願い致します。 パリッコの沖縄レポートその1~入門編~ さて、初日は夜の到着ながら「かいゆうてい」さんにて存分に沖縄の風を感じさせてもらいました。 ですが翌日からは、いよいよ丸1日かけてじっくりと沖縄を堪能していくチャンス! 僕、沖縄に行ったら絶対に行って

  • 第88回「山羊料理 さかえ(那覇)/山羊さしみ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    さて、2度目の沖縄シリーズもいよいよ最終回です。 これまでの歩みはこんな感じ。 1回目の旅行(2012年11月) ・パリッコの沖縄レポートその1~入門編~「かいゆうてい/ソーキ炙り」 ・パリッコの沖縄レポートその2~市場と鮮魚編~「節子鮮魚店(那覇)/生ガキ」 ・パリッコの沖縄レポートその3~やんばるアグー編~「我那覇焼肉店(那覇)/山原豚ステーキ」 ・パリッコの沖縄レポートその4~ディープ沖縄の入り口編~「つかさ屋(那覇)/寿司」 2回目の旅行(2013年5月) ・パリッコの沖縄レポートその5~ついに発見!第二の実家編~「ふく木(那覇)/ソーメンチャンプルー」 ・パリッコの沖縄レポートその6~沖縄おでん編~「おふくろ(那覇)/おでん」 豚肉や鮮魚、おでんなど、沖縄独自の材、べ物に色々と触れて来ましたが、今回は中でも上級編と言えるでしょう、“山羊料理”のレポートをお送りします。 山羊は

  • 第77回「みゆき食堂(清瀬)/カツカレー」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    「一番好きなべ物は?」という質問に対し「あれもいいな、これもいいな」と迷ってしまう方は多いと思います。 しかしおかげさまで、自分に関しては「間違いなくこれ!」と、バシッと1つ答えられるべ物が決まっています。 それは“カレー”。 カレーにも色々ありますが、僕が特に好きなのはいわゆる、日風、家庭風のカレーです。 では「好きなトッピングは?」と聞かれたら、こちらも迷いなく答えられますね。 「カツ!」と。 さらに、カレーとカツカレーを自分の中で比べてみると、大いに“カツカレー有利”ですから、つまり正確には、僕の一番好きなべ物はカツカレーということになります。 今回はそんな、自分にとってパーフェクトなべ物であるカツカレーと、これまたパーフェクトな雰囲気を持った堂のお話。 以前からちょこちょこと縁のある街に「清瀬」があります。 この連載ではお馴染みの西武池袋線で池袋から15駅も下りまして、

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    tanabata 2013/02/12
  • 第65回「135酒場(池袋)/麻婆豆腐」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    出だしから身も蓋もないこと言っちゃいますが、この連載でよく紹介してるような年季の入った大衆酒場って、ぶっちゃけ入りづらくないっすか? 特に外から中の様子が見えない、情報もほとんど出してないお店。 「怪しい店なんじゃないか?」「ドアを開けた途端に大量の常連がいっせいに睨んでくるんじゃないか?」「その常連だけの独自ルールがいっぱいあるんじゃないか?」「焼鳥の注文の順番を間違えると大将に殴られるんじゃないか?」「ボッタクリ店なんじゃないか?」「めちゃくちゃ汚ったねぇ店なんじゃないか?」…。 考え出すといくらでもマイナス要素が思い浮かんで、躊躇してしまいますよね。 これまでにさんざん色んなお店を紹介して来た僕だって、もちろん例外ではないんですよ。 特に1人で予備知識の無いお店に初めて入る時なんか、「うわ、ここ気になるなぁ。でも中が見えないなぁ。入っちゃって大丈夫かなぁ。やめとこうかなぁ。」なんてお

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    tanabata 2012/08/29
  • 第58回「柿島屋(町田)/肉なべ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    この連載では初めて登場する“町田”という街ですが、みなさんはご存知でしょうか? 実は僕、奥さんの実家がこちら方面なこともあって、昔からけっこう行く機会が多かった街なんですよね。 しかも、かなり好きなんです、町田。 大体僕は洗練されたお洒落タウンというやつに全く興味を持てないんですが、町田はその逆。 猥雑としたゲットー感があって、馴染みのある池袋なんかともけっこう似た空気感を感じます。 そして何しろ街が広い! 超巨大な繁華街ですから様々な施設やお店が入り乱れ、いい味出してそうな居酒屋も各所に点在しておりまして、プラプラしてるだけでも楽しいんですよね。 こないだも久々に行ってプラプラしてみましたけど、やっぱり最高でしたよね。 例えばこんな感じで、 い~佇まいじゃないっすか? それにこの店名「焼肉 おばちゃんの店」。 なかなかナイスなセンスじゃあないですか。 またきっと、こういうとこに限っていい

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