inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 かつての外食産業の雄、すかいらーくのオーナーが再び変わる。 米大手ファンドのベインキャピタルが、投資会社の野村プリンシパル・ファイナンスなどから、すかいらーくを約2600億円で買収する模様だ。 すかいらーくは1970年に創業の老舗のファミリーレストラン。かつては外食業界でトップの売上を誇っていた。しかし、大量出店した店舗の老朽化や業態の陳腐化などで客離れが進み、2006年度に最終赤字に転落。 06年に、野村プリンシパル・ファイナンスなどが2500億円で買収。その後、500億円の追加増資を行い、財務基盤を改善し、不採算店を閉鎖するなど経営を再建してきた。 実は、3月11日の東日本大震災前にはすでに、3000億円程度でベ
焼き肉店「牛角」などを展開するレックス・ホールディングスが、子会社の高級スーパー「成城石井」を、三菱商事などが出資する投資ファンド「丸の内キャピタル」に売却する方向で最終調整に入ったことが28日、明らかになった。 売却額は400億円を超える見込みだ。 レックスは、業績が低迷していた傘下のコンビニエンスストア「エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)」を120億円でファミリーマートに売却するなど、財務の改善を進めており、成城石井の売却もその一環とみられる。成城石井は2004年にレックスの傘下に入り、首都圏を中心に中部、関西地方などで77店を出店している。 関係者によると、レックスは09年秋にも成城石井の売却を検討したが、売却額が高額だったため交渉はまとまらなかった。レックスは昨年秋から、再び成城石井の売却を目指して入札を実施、丸の内キャピタルなど4社が応じていた。
2011/1/5追記 多数のアクセスいただいてありがとうございます。 blog更新は不定期なので、 ツイッター @fujita_nzm もぜひフォローをお願いします。 ※息抜きの記事も書いています。 「京都人でも知らないパワースポット5選」 お時間があればぜひご覧ください。 --------------- バードカフェおせちの件。 これに関して「おせち」の裏側で何が起こっているのかを 書いておきます。 今回の事件は「カフェ」のオーナーがおせちをたくさん 作ったけどクレームが殺到したということです。 500個詰めるの意外と(あるいは超)大変、っていう誤算が あったと思うのですが、それ以外にも多分、不慣れな誤算が あったんじゃないかと思います。 それは、年末はおせち用の食材の価格が急激に高騰する ってことなんですね。 鯛の子にしてもいくらにしても数の子にしても活エビにしても、 年末は普段の2倍
50年以上の歴史を誇る熊本ラーメンの老舗「桂花ラーメン」に、味以外にも塩辛さが広がっている。桂花ラーメンを展開する「桂花」は1日、民事再生法の適用を申請。東京からニューヨークまで広がるラーメン人気のなかで、味の新トレンドの犠牲になったといえる。 1955年創業の桂花は、現在のラーメンブームの中で同社自慢の熊本風とんこつラーメンが苦戦。競争激化で経営が悪化した。 各紙報道によると、桂花は負債額約12億6000万円を抱え、1日に民事再生法の適用を熊本地裁に申請した。製めん工場などへの設備投資が膨らみ、他店との競合も激しくなったためだという。国内外で「味千ラーメン」を展開する重光産業の支援を受ける方向で調整を進めながら、営業を続ける。 桂花の業績は長年堅調で、ピーク時の2004年前後には約12億円の売り上げがあった。だが、その後のラーメンブームで競争が激化し、経営が悪化。10年3月期の売り上げは
熊本ラーメンの老舗(しにせ)で関東にも店舗展開する「桂花ラーメン」(熊本市)が1日、熊本地裁に民事再生法を申請した。同社によると、負債総額は約12億6千万円。国内外で「味千ラーメン」を開く重光産業(同市)が支援する予定で、全13店は営業を続ける。 桂花は、1955年6月の創業。68年には熊本ラーメンとして初めて東京に進出して人気を呼び、九州ラーメンを全国区に育てる一翼を担った存在。その後も店舗を増やし、現在は県内に直営とのれん分けした計5店がある。さらに東京都と神奈川県にフランチャイズを含めて8店を抱える。 ピーク時の2004年前後には約12億円の売り上げがあった。だが、根強いラーメンブームのもと、関東を中心にしたライバルとの競争激化で経営が悪化。09年3月期の売り上げは9億6600万円に落ち込んでいた。 また、97年に熊本市の食品工業団地「フードパル熊本」に建設した食材の製造工場な
すき家 小川賢太郎社長が語った「外食日本一への道」 ビジネス最前線 東大中退後、吉野家時代を経て33歳で創業 「外食日本一? まだまだ4合目だよ」 本誌の直撃に対し、そう言って豪快に笑うのは、牛丼店『すき家』チェーンを展開するゼンショーの小川賢太郎社長(61)だ。ゼンショーと言えば、昨年12月に牛丼並盛を280円という破格の安さで提供して、"牛丼御三家"の松屋、吉野家とともに"牛丼大戦争"を繰り広げた話題の企業。 今年4月には、さらに30円値下げした期間限定の「250円牛丼」を投入。専門家の間では意味のない"消耗戦"と揶揄する声もあった。しかし、ゼンショーは、約89億円の大赤字となった吉野家とは対照的に、好業績を叩き出したのだ。 5月に発表された'10年3月期の決算では、連結売上高が7.7%増の3342億円と過去最高を記録。来期予想はさらに、10.3%増の3685億円。これが実現すれば、外
4月のとある土曜日の午後。店の前に約100台収容できる専用の駐車場があって、5人の警備員が車の誘導に飛び回っている。 多摩湖や狭山湖にほど近い新青梅街道沿いに、その魚屋は店を構えていた。建物は一見すると普通のスーパーマーケットのようだ。だが、スーパーの魚屋とはスケールが違う。こちらは1軒の建物が丸ごと魚屋なのだ。 魚を買いに来た客の車で、駐車場はぎっしりと埋まっている。それでも次から次へと車がやって来て、駐車場に入りきれない車の列ができる。 4月の週末でこの状態なのだから、年末は推して知るべしである。年越し用の料理やおせちの魚を買い求める客が殺到して、道路沿いに数珠つなぎの車の行列ができ、駐車場に入るまで1時間以上も待たされるという。 その店とは、東京都東久留米市にある「角上魚類(かくじょうぎょるい)小平店」。近郊で圧倒的な知名度と集客力を誇る「行列ができる」魚屋である。 全国の魚が獲れた
ファストフードの“両雄”の日本マクドナルドと吉野家の明暗が、大きく分かれている。9日に両社が発表した2月の既存店売上高は、マックの前年同月比9・1%増に対し、吉野家は17・2%減と12カ月連続のマイナスだった。次々に新商品を繰り出し消費者を引き寄せるマック。1月に実施した一時的な値引きキャンペーンの反動減を招いた吉野家。戦略の巧拙も影響している。 マックの2月の既存店売上高は、2カ月連続のプラス。ボリューム満点で高価格の4種類のハンバーガーを次々に期間限定で売り出す「ビックアメリカ」と銘打ったキャンペーンが大成功。お客一人あたりの使う単価が5・7%増と、昨年7月以来7カ月ぶりのプラスに転じたことが貢献した。集客力も抜群で2月の客数も3・2%増と7カ月連続のプラスとなった。 独り勝ちのマックも、消費者の節約志向に伴う“外食デフレ”の影響で、昨年8月から6カ月連続で客単価が前年を割り込むなど苦
先に【吉野家、「牛なべ定食」を2月22日から期間限定で販売】で[吉野家ホールディングス(9861)]子会社の牛丼チェーン店「吉野家」が「牛なべ定食」を発売する事を報じた時に「さまざまなキャンペーンを打ち出してはいるものの成果が実らず、前年同月比で売上・客数で2ケタ台%のマイナスを相次いで記録しており」と言及した。改めて考え直してみると、吉野家をはじめとする牛丼チェーン店は「不景気下でも和風ファストフードとしてそれなりに人気を博しているはずだが……?」という疑問が沸いてきた。そこでいわゆる「牛丼御三家」の吉野家、[松屋フーズ(9887)]が運営する牛飯・カレー・定食店「松屋」、そして[ゼンショー(7550)]が展開する郊外型ファミリー牛丼店「すき家」における営業成績を調べ直し、グラフ化してみることにした。 気になるのはいわゆる「サブプライムローンショック」に始まる金融(工学)危機以降の動きな
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