メイロマさんの新刊を読みました。ノマドに憧れている方は読んでおくとよいでしょう。一読して考えたことを書いてみます。 ノマド社会と新卒教育 ぼくは、できるだけ多くの人が時間と場所から解放されて働くようになればいいな、と願っています。自宅で仕事ができるようになれば、介護や育児をしている人でも存分に働くことができますし、バカみたいな「台風なのに出勤する」なんて儀式もなくなるでしょう。 しかし、時間と場所から解放されて働く、いわゆる「ノマドワーキング」は、成果主義によって成り立つことを忘れてはいけません。職場で監視せずとも、きちんと成果を出すから、ノマドになれるのです。 つまり、ノマドワーキングが許容されるのは、それに足る成果を出せる人材に限られます。教育が必要な人間や、上司や同僚に監視されていないと怠けてしまうような人材(これは問題外ですが…)は、ノマドワーキングが許容されないということです。