香港の格安航空会社(LCC)の香港エクスプレスの高松-香港線が6日、週3往復(火、水、日曜)体制で就航した。機体(エアバスA320)は「Sanuki Udon(さぬきうどん)」号と命名された。 香港からの初便(180席)は168人の客を乗せて午後1時ごろ高松空港に到着した。 同空港で就航記念セレモニーが開かれ、浜田恵造香川県知事は「観光、経済など多岐にわたる分野で交流を深め、交流人口の拡大を通じて四国全体の活性化に大きく寄与すると考えている」とあいさつ。18日に始まる瀬戸内国際芸術祭2016夏会期に香港から多くの人が訪れることなどに期待した。 ほぼ満席の初便について、同航空会社のアンドリュー・コーエン最高経営責任者は「香港の人々が高松への旅行を楽しみにしていたかを表すもの。予約も順調」と述べた。そのうえで、9月から金曜を加える週4往復の増便の決定や将来的には毎日運航の計画があることを示した