北海道では12月に入ってから、新型コロナウイルス感染者の死亡が急増している。12月1日~8日の8日間で、全国の死者は293人。そのうち、北海道は77人に上り、全体の4分の1超(26%)を占めている。 数字を押し上げているのが、札幌、旭川の両市だ。77人中、札幌市は33人、旭川市は32人に上る。両市の死者数は同期間の東京都の死者数(34人)に匹敵する。 旭川市の人口約33万人に対し、東京都の人口は約1400万人。単純比較だが、旭川市の死者数の規模を東京に当てはめてみると、8日間で1300人以上が死亡している計算になる。