花の都パリでは、バレンタインやクリスマスの前ともなると、リズ・シャルメル、オーバドゥ、シモーヌ・ペレールなどの有名ブランド店や老舗デパート「ボン・マルシェ」のランジェリー売り場が紳士淑女であふれ、いつもと違う熱気を帯びてきます。おひとりさまのムッシューだって、恥ずかしがるそぶりもなく堂々とランジェリーを物色しています。 日本では、バレンタインデーのお返しの日であるホワイトデーがあります。大昔、この日はいい日でした。 「ね、なんでホワイトデーっていうか知ってる? チョコのお返しに白い下着を送る日なんだって」。ボーイフレンドにそう言って、無理に下着の上下セット(実際にもらったのは白ではなくピンク)をゲットしたのもよき思い出です。 スーパーにも「露出度の高い下着」が並ぶ ということで、今回は見えない部分のオシャレとセンシュアリティについて考えてみましょう。 フランス人の体は、思いのほか肉厚です。