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保土ヶ谷と版画に関するtangkai-hatiのブックマーク (1)

  • 冨嶽三十六景東海道程土ヶ谷大間違い

    初めて、この絵がおかしいと思ったのは1990年頃で富士山を間近でよく見るようになってからである。富士山の雪線が逆になっており、北斎は保土ヶ谷からの富士を描いたのではなく、御殿場、箱根、伊豆の方向から見た富士を描いたと思っていた。 明神台(以前の住居)から瀬戸ヶ谷に住み12年、旧東海道が身近になり、この絵が何処で描かれたかを追求するようになり、この絵は表裏逆であると確信した。普通の絵画では画家が意識的に描かない限り起こることはないが、この絵が版画であることから、表裏逆ということも発生するのである。 北斎はかなり細かいところまで表現していて、例えば原画の一番左の駕篭かきは腋毛まで描いているくらいだから、遠景も忠実ではないかと思われる。 この絵が表裏逆だからと言って、北斎を否定するわけでもなく、価値が下がるものでもありません。

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