うどん消費量が日本でもっとも多い、うどんの本場・香川県。「香川県は電柱の数よりもうどん屋が多い」、「蛇口をひねるとうどんのだしが出る」など、うどんにまつわるさまざまな都市伝説があるが、なかでも気になるのは「家を新築したらお風呂でうどんを食べる」という風習。はたして本当なのだろうか? 画像提供:公益社団法人香川県観光協会 ■「初風呂うどん食え」は香川県西部を中心に行われている風習 実態を知るために、香川県の公式観光サイト「うどん県旅ネット」を運営する、公益社団法人香川県観光協会の川西さんに話を伺った。 ズバリ単刀直入に、新築のお風呂でうどんを食べる風習が実在するのか伺ったところ、「たしかにそういった風習は地域によってはあるようです。しかし当協会のなかでは、お風呂でうどんを食べた経験のある人はいませんでした。ただ、ある職員は親戚の家では食べていると聞いたことがあるそうです」(川西さん)。 どう