1947年生まれ。法政大学法学部中退。1967年大阪刑務所刑務官に採用される。 以後、神戸、大阪など数々の刑務所に赴任。1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。 著書に『死刑執行人の記録』(光人社)、『刑務所のすべて』(文春文庫)他。映画(『13階段』・『休暇』・『刑務所の中』など)、 TVドラマ(『相棒』『踊る大捜査線』など)の監修。 現在は講演活動を行っている。 「死刑囚の中には、真摯に反省し罪を悔いて過ごす人がいる一方で、自分も国に殺される被害者だ!と反省の色さえない人もいます・・・」と語るのは、長年刑務官として死刑執行現場に深く関わってきた坂本敏夫さん。 今回は、その坂本さんが当事者でなければ知りえない ”生の情報”を語ります。 死刑とはどのように執行されるのか? 犯罪被害者の家族、そして死刑囚の家族の思いは? 死刑が確定してから執行されるまで、死刑囚の人生最後の最後ま