世界の航空業界でも台風の目となっている中東勢。中でもアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを拠点とするエミレーツ航空はネットワーク戦略から機材調達、サービスに至るまで航空業界にいくつもの驚きを与えてきた。 だが、ここに来てエミレーツ以外の中東勢がさらに豪華な装備で話題を集めている。中でも注目の的は、UAEのアブダビを拠点とするエティハド航空だ。 エティハドは今年5月、総2階建ての超大型機エアバスA380に豪華シートを発表した。ファーストクラスの上をいく「レジデンス・バイ・エティハド」。同コラムでは既に1度、エティハドの豪華設備について取り上げている(「高級ホテル並みの豪華設備が機内に」)。 エティハド航空のA380は総座席数498席。レジデンスの2席以外にファーストクラス9席、ビジネスクラス70席、エコノミークラス417席がある。2014年12月から就航するアブダビ~ロンドン線から導入される予