結婚「しない」から「できない」に=付き合いできず−独身男女の全国調査・厚労省 結婚「しない」から「できない」に=付き合いできず−独身男女の全国調査・厚労省 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が独身男女の未婚理由を調査した結果、25〜34歳では1990年代と比べ、「自由を失いたくない」などの自分の意思を挙げる回答が減り、「異性と付き合えない」「結婚資金の不足」といった「できない」型の回答が増えたことが25日、分かった。 同研究所は昨年6月、全国の18〜49歳の独身男女約1万4000人を調査し、1万581人から有効回答を得た。 このうち、25〜34歳の男女について、97年の調査と比較すると、「結婚資金が足りない」と答えた人の割合は男性が8ポイント増の30.3%、女性は3.5ポイント増の16.5%。「異性とうまく付き合えない」は、男性で4.3ポイント増の13.5%、女性では3.9ポイン